中高年の4人に1人がなる膝の屈伸が痛い変形性膝関節症とは!

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病院でレントゲンを撮ればすぐに変形性膝関節症かはわかる

『変形性膝関節症』を診断するには、1番大切なのが『画像診断』です。

「膝が痛いんです」 と病院に行ったら間違いなく『レントゲン(X線)』撮影をします。

膝XP

これでおおよそわかります。

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分類(タイプ)はさまざまあって順番に紹介していきますと、

膝OA分類1

  • 『初期型』では内側が変形が起こり
  • 『内側型』とよばれる、初期型から進行して内側がどんどん変形していくもの

が主になります。そのため、膝の痛みでも『内側』が多くなります。他には、割合はあまり多くありませんが、

膝OA分類1

  • 『外側型』とよばれる、膝の外側に変形が起こってくるもの
  • 『膝蓋型』とよばれる、膝のお皿のところに変形が起こってくるもの

があります。これは、膝の外側が痛かったり、膝のお皿(膝蓋骨)の奥が痛いというような表現をされたりします。

これに加えて、

膝OA分類3

  • 『内側・外側型』とよばれる、膝の両側に変形が起こるもの

があります。 比較的重症の方にみられるタイプになります。

他の『画像診断』には、『MRI』を撮ることがありますが必ず撮影するわけではありません。

膝MR

『MRI』は、『変形性膝関節症』をみるためというよりは、

他の

  • 関節軟骨の損傷
  • 半月板の変性断裂
  • 骨壊死
  • 骨軟骨性遊離体
  • ベーカー嚢腫(Baker嚢腫(のうしゅ))

など変形以外のことが起こっていないか(鑑別診断)や『変形性膝関節症』の細かい状態を精査する目的でされます。

 

変形をいかに進めないで症状を改善していくかが治療の第一

最近は早めに手術療法を選択するケースがありますが、原則は手術をしない『保存療法』を行います。

『保存療法』は、変形自体を治す目的ではなく、

  • 今ある症状の軽減・解消
  • 変形を悪化させないでできるだけ現状維持させる

ことが目的となります。では、順番にみていきましょう!

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生活指導

『膝関節』は、日常生活で動くときには必ず負担がかかってきますが、できるだけ日常生活での負担を減らすように工夫してもらうよう指導し、実践していただきます。

それには、

  1. 長時間同じことをし続けない
    とにかく長時間『立つ』『歩く』などは避けてください。
    必ず
    ・休憩をはさむ
    ・面倒でも連続する時間を減らす
    など工夫をしましょう!
  2. 太らないようにする、痩せる
    「痛くて動けないから運動不足で肥えてしまう・・」
    「いくて思い通りにいかないストレスで食べてしまう・・」
    など酷なのは承知の上で、最低限太らないように取り組むことをおすすめします。
  3. 股関節を活用する
    屈んだり立ち座りなどの日常生活動作を膝の屈伸の力で行わず『股関節』の屈伸の助けをかりて、膝の屈伸による負担を減らしていきます。

などを心がけていきましょう!

鎮痛処置

湿布『湿布』や『痛み止め(消炎鎮痛薬)』の処方を受け、痛みをおさえますが一時的な『対症療法』と知っておいてください。

これで痛みが治まっているから治るというわけではありません。

あくまで痛みという身体からの信号を切っているだけなので、傷めているところが治っているわけではないことを誤解しないようにしてください。

 

注射

0812『ヒアルロン酸』注射を定期的に行い、『膝関節』を保護していきます。

もともと関節内にある潤滑剤が不足しがちで、外から補充してあげて関節にかかるストレスを減らそうという目的です。 正直、薬剤ではありませんので即効性に欠けます。

しかし、継続していくことで症状が改善するケースが多いため、少し根気が要ります。

それまで痛みが強くてたまらないという場合には、

  • 『麻酔』
  • 『ステロイド注射』

などをする場合があります。

理学療法

病院などで行われるリハビリで主に

  • 『痛み』を取り除く、和らげる
  • 『変形の悪化を防ぐ』ことで手術に至らないで済むようにする

ことが目的になります。

  • 電気治療
    痛みを和らげる目的で、痛みのあるところを中心に低周波などを流します。
  • 温熱治療
    患部を温めることで血流を促進や筋肉の緊張を緩和することが目的になります。
  • マッサージ
    筋肉の緊張をほぐすことで『膝関節』の痛みを和らげたり、動きやすくすることが目的です
  • ストレッチ
    硬くなった筋肉を伸ばすことで、筋肉の柔軟性・血流の改善を目的とします。
  • モビリゼーション(マニピュレーション)
    動きが悪くなっている関節の正常な関節運動を取り戻すことを目的とします。

他にもいろいろ治療はありますが、主要なものを紹介させていただきました。 

装具療法等

  • 杖を使用する
    杖を使えば傷めた『膝関節』にかかる負担を軽減することができます。
    病人・けが人感が出るので使いたくないという人は多いのですが、負担を減らす効果は高いです。
  • 装具療法
    『変形性膝関節症』の方は、自分で市販のサポーターを着ける方がけっこういらっしゃいます。
    膝装具
    冷えることで『痛み』が強く出ることもありますのでそれはそれで役立ちます。
    しかし、 『変形の進行を抑える』 効果は期待できません。
    それには、ちゃんとした『装具』を着けることが必要です。 

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運動療法

『股関節』まわりの筋肉のコンディショニングを行うことで

  • 股関節にかかる負担の減少
  • 股関節の強化

を目的とします。

  • ストレッチング→『股関節』まわりの筋肉の柔軟性をつける
  • 筋力トレーニング→『股関節』まわりの筋力をつける

一般的に紹介される『運動療法』を知りたいと思われた方はこちらをご覧ください

膝痛予防や治療に筋トレ効果もある誰でも簡単体操なやり方を!

 

6.手術療法

まずは手術をしない『保存療法』を行いますが、変形の程度が強く症状の改善が見込まれない場合には『手術療法』を行います。

ただ、その内容の決定にはその方の

  • 症状の程度(痛みや日常生活の支障)
  • 年齢
  • 変形の重症度

に応じて変わります。

 

おわりに

『変形性膝関節症』は、どなたにも起こりうる疾患で、膝が痛いというのは生活の不便が強く出て困っている方が多いです。

比較的初期の方であっても、

「出かけたら次の日すごく痛くなるから出かけられない・・」

「旅行に行きたいけど、友達と同じペースで歩くのが苦痛・・」

「遊びに行って途中で歩けなくなったらまわりに迷惑をかけるから行けない・・」

など、出かけることにもかなり消極的になってしまいます。

そうすると、

  • どんどん悲観的になって『治療』意欲がなくなってしまう
  • 筋力・体力が弱って余計出かけられなく

などの悪循環が始まってしまいますのでそうなる前に、適切に『治療』をすることが必要です。

いかに悪化させずに症状を楽にしていけるか が大切です。

これからも長く付き合っていく身体をしっかり労わってあげることが大切で、そのためにできることをしたいと思われた方はこちらをお読みください

『変形性膝関節症』の膝に負担をかけずに痛みを解消する体操とは!

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