肩こりをとにかく楽にする応急処置にはストレッチじゃない対策を!
「パソコン仕事で肩こりが出てきた。この肩こりをとにかく楽にしたい」
「今は、ストレッチ体操をする気になれないくらいきつい肩こりが出ている」
という方、 一般的に凝った肩の筋肉を自分でほぐすには『ストレッチ』をすることが勧められています。
ストレッチをしたときには少し肩が軽くなった気がするかもしれませんが、実は持続性が小さくほんとうにしんどい時にまずやるものとしては有効とは言いにくい方法です。
そこで、今回は「つらい!!」と思ったその瞬間から、寝るまでの間で簡単にできる肩こりの応急処置方法を紹介します。
肩がこる原因をみつけて対策するのが1番確実な方法
「事務仕事・パソコン作業などを長時間したとき」
「目の前のことに没頭したあと」
などは、肩こり・首こりの症状が出やすくなります。
自分の作業している姿勢なんかおかまいなしにパソコン作業に夢中になったりすると
あまりいい姿勢でない状態で夢中にやってしまいがちです。もちろんこの状態は身体に毒ですし肩こりを作り出しています。
そこで、この状態をヒントに逆向きにアプローチしていくことで肩こり・首こりを解消していきます。
紹介する全てではなくても自分ができそうなものを選んで実践することができれば、自然に肩こり・首こりが解消されていくのを実感していただけるでしょう!
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目次
- 寝転がる
- 肩・腕を動かす
- 肩に刺激をいれる
- 深呼吸する
- 背伸びをする
- お風呂に入る
- 寝る
1.作業をやめて寝転がりましょう
肩こり・首こりの原因になっている筋肉は、起きている状態の時には主に、
- 頭が落ちないように支える
- 手や腕を動かす
役割をしています。
これらの働きすぎになっている筋肉を少しでも休めることが症状を治めるために必要です。
そこで、1番手っ取り早い方法は 『寝転がる』ことです。
寝転がれば、
- 頭・身体を支える必要がなくなり負担から解消されます
- じっとしていれば手や腕の重みからも解放されます
ただ寝転がっているだけでも十分ですが、眠れば更にじっくり肩まわりの筋肉を休ませることができます。
もし、寝転ぶ場所がない場合にはとにかく没頭している肩こりの原因の作業からいったん離れるのも有効でしょう。
2.なんでもいいから凝り固まった肩・腕を動かす
症状を軽減させるには、じっとしていて問題になっている筋肉を『動かして刺激する』ことが大切です。
刺激が入れば必ず筋肉は反応します。 それが滞っている血流などの循環を促進します。筋肉は適度に動いているのが1番いい状態を保てます。
筋肉は動きをサポートすることや、じっと位置を保つなど、『動きを支える』縁の下の力持ち的役割もしますが、あまり得意ではありません。
あんまり縁の下の力持ちばかりさせられら疲れ切ってしまいます。
じっと支えることに疲れ切った筋肉には、
- 本来の『身体を動かす』役割をさせてやる
- じっと支えて固まってしまっている筋肉をほぐしてやる
- 疲れきった筋肉を休めてあげる
対処をしていくことが必要になります
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1.支える役割から動かす役割をさせてやるのがいい
とにかく、支え固まっていた筋肉を動かしていきましょう!とにかく動かすのでも構いませんがよりほぐれやすい効果的な方向を意識して動かすことをおすすめします。
その方向とは
- 反る(前かがみの逆)
- 上 (荷物の重りでさげる肩の逆)
- 背中を締める(猫背・背中を丸めるの逆)
- 開く(内巻き肩の逆)
です。
ここで、一般的な肩のストレッチを考えてみますと
- 背中を丸める
- 荷物の重りでさげる肩
- 内巻き肩
など、負担のかかる状態を助長する可能性のある方向ですのであまりおすすめしません!
2.じっと固まっていた筋肉に刺激を入れてやる
とにかくバンバン刺激を入ればその場は楽になります。 それが、世間でマッサージが治療として溢れかえっている理由です。
自分でできる範囲で1番効果的な刺激の仕方は『肩をたたくこと』です。
『肩たたき』は、
- だれでも簡単に出来て
- 気持ちよくて
- 叩いている人が疲れにくくて
- 安全にできる・揉み返し(刺激しすぎで身体がびっくりしてしまい、逆に痛くなる状態)が出にくい
お手軽な肩のこりほぐしの方法です。『肩たたき』の詳細はこちらで紹介しています。
「肩こり解消には、『揉む』より誰でも簡単で安全な『肩たたき』でほぐす!」
お身体に関するお悩み解消にお役に立てる情報が提供できていますと幸いです。
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