肩こりをとにかく楽にする応急処置にはストレッチじゃない対策を!
3.深呼吸をするだけでどんどん余計な力みが抜けていきます
『肩こり・首こり』になりやすいのは、
- 夢中になって
- 根をつめて
- 一生懸命して
- 息を詰めて
いるような状態で物事に取り組んでいるときです。
こういう興奮状態でいることが
- 筋肉の緊張を強くさせて疲労しやすくなる
- 呼吸が浅くなりリラックスできない身体になる
悪い状態を作っています。
その状態に気づいて緊張を落ち着かせることが肩こり・首こり解消に非常に大切ことです。
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そこで、有効な『深呼吸』の方法を紹介します。
鼻から息を吸います
お腹をパンパンに膨らませたら、そのまま胸(胸郭)もできるだけ膨らませます。
胸の上のほうは、前に飛び出していくように、
胸の下のほうは、肋骨が外に向かって広がるように(鳥が羽を広げるかのように)
膨らませます。
特に、猫背で根をつめているような方は、胸の下の肋骨が横・外側に広がる動きが特に少なくなってきています。
そこを広げる意識をしながら深呼吸するだけで、終わったあと肩まわりの無駄な力がスーッと抜けてくるのがわかります。
4.縮んだ身体を一気に引き伸ばす背伸び
猫背姿勢で頭を前につき出して作業している間、落ちそうになっている頭を落ちないように支えているのは、首から背中の筋肉です。
その筋肉を負担からリセットするには、背伸びが手っ取り早くて効果的です。
仕事でパソコンや事務作業に没頭して一息つくとき、
「う~~ん、疲れた~」
なんて言いながら無意識に『背伸び』した経験ありませんか?
実は、偏ったバランスをリセットするため身体が『背伸び』で自己矯正しているのです。
それを、自分で意識的にすれば症状の改善が加速されます。
特におすすめなのが、
椅子にすわった状態で背中を背もたれにあてた状態で身体を反らせながら『背伸び』をする方法です。
このとき、身体を横に傾けて脇腹をストレッチするのも効果的です。
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5.お風呂にゆっくりつかる
肩こりをほぐすために効果的なのは、お風呂に入ることです。
お風呂には、
- 温熱効果
血液循環が良くなり、体の芯から温まります。
リラックス効果のある『副交感神経』がよく働いてくれます。 - 浮力効果
お風呂に肩まで浸かると体重はほぼ10分の1にもなります。
体の関節や筋肉、腰や足は、普段重力に逆らって体重を支えてます。
この筋肉を休め、関節を緩めることができます。 - 静水圧効果
静水圧効果とは水圧による圧迫効果のことを言い、その効果は、マッサージ効果と同じです。ウエストがボコッと数cmへこむほどです。
が主にあり、これが肩こりで固まった身体を解きほぐしてくれます。
ただ、お風呂に入っていただくだけでも効果はありますが、じっくりほぐしたり、時間がないときにサッとほぐしたりするお風呂の入り方があります。詳しくはこちらをご覧ください。
「1日の疲れや肩こりを明日に残さず全部流す!お風呂の入り方のコツ」
6.ぐっすり眠って疲れをリセット
最後に、一番の解決方法は、ゆっくり寝ることです。
寝ることで『心』も『身体』も休まります。
起きた時には、肩こりはすっきりしているはずです。
ただし、
肩が凝りすぎている人は、凝りのせいで寝られないということも!?
そういう方は、辛い中でも体操をしていただくしかありません!
つらい場所に応じた体操方法を紹介していますのでご自分の症状にあった体操を選んで実践してください
また、
「肩こり・首こりについてのいろいろな情報を知りたい!」
「肩こりについて1からちゃんと理解しながら解消していきたい」
と思われた方は、「肩こり・首こりを徹底攻略!自分で解消するための必要な情報まとめて公開!」をご覧ください!
おわりに
お読みいただいていかがでしたか?
「当たり前のことばっかり」
というご意見もあるかもしれません。
ただ、ここではその『当たり前をすることの大切さ』と、それを実践するときの『効果を倍増させるちょっとしたコツ』を織り交ぜて紹介させていただきました。是非、これらを応急処置として使ってみてくださればと思います。
お身体に関するお悩み解消にお役に立てる情報が提供できていますと幸いです。
「自分の身体について直接相談したい」
「実際に自分にあったエクササイズを指導してほしい」
と思われた方は、こちらで直接診せていただくこともできます。
お問合せお待ちしております
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