痛めた原因がなくて腕が痛くて挙がらないのは何か?を簡単に知るためのクイズに挑戦!

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中高年以降に腕が痛くて挙がらなくなることがありますが

「あれっ!?これってもしかして五十肩?どうしたらいいの?」

と痛くて不便だけど、またそれが続くので不安になられる方が多い疾患です。

病院や治療院にちょっと行ったくらいではなかなか改善しないけど、放っておいたらいずれ治るともよく耳にするこの痛み

そんなよくわからない五十肩について今持たれている不安は病態についての知識を深めるだけでかなり和らげるてくれることでしょう。

実際『五十肩』に関する記事を読まれた方も、1回流して読んだだけでは意外と頭の中で整理されていないものです。
こちらで『五十肩』に関するポイントをまとめて二択形式のクイズとして紹介しまsたので是非挑戦していただけたらと思います。

たった10問ですが、これに答えていくだけで得られた知識がきっと深まっていくことでしょう!

チャレンジの前に、基礎知識を復習しておきたいと思われた方はこちらをまずお読みくださいませ。
四十肩(五十肩)とは?原因や症状など基本から治る過程や期間まで

全問正解を目指してさっそくはじめていきましょう!!
Q1五十肩と四十肩は別ものだ
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

どちらも同じ病態を指します。
五十肩のほうが過去の文献に記載されているので正式な名称と言えなくはありませんが、どちらにしても医学的な名称ではなく一般名称です。
病院では、『肩関節周囲炎』や(それらの病態があれば)『腱板炎』『上腕二頭筋腱炎』などがつくものと考えられます。

Q2肩の激痛で動かせなくなるのが特徴だ
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

ある時期から徐々に痛み始めて動かせなくなって、そのジクジクした痛みで最初の頃は寝ているときも痛みで目が覚める(夜間痛)などがあるのが一般的です。
腕がまったく動かせないくらいの激痛がある場合には、『石灰沈着性腱炎』や『腱板損傷(断裂)』などを疑うほうがよいでしょう。

Q3五十肩は放っておいても治る
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

治るというのがどういう状態を指すのか?にもよりますが、2年以内にほとんどの方の症状はなくなるものと言われております。
では治療をする意義は何か?となりますが、それは治るまでの期間短縮や治ったときの後遺症(可動域制限)が残らないようにする、などがあります。

Q4ケガをきっかけに五十肩が起こることがある
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

一般的には自然にじわじわ痛んでくることが多く傷めた原因に思い当たることがない方が多いものですが、中には「転んで手をついたときに方に激痛が走った」などのけがのような状態からなかなか治らないで五十肩と同じような状態に移行する方もいらっしゃいます。

Q5五十肩のリハビリを始める時期の目安は痛みがなくなってからだ
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

リハビリ内容によりますが、早くリハビリを始めたほうがいいという思い込みを持たれている方もいらっしゃってなるべく早くはじめたがる傾向が見られますが、そこまで急がなくていいでしょう。
目安は、せめて寝ているときも痛みがなくなるくらいまでは待ちましょう。
それまでは痛い動きを避け肩に関しては安静にしておくことが大切です。

Q6五十肩は肩に痛みが出ることが多い
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

肩を傷めているのでしょうが、自覚的には『肩より少し下の腕が痛い』と感じられ、五十肩と気づかれていない方も結構いらっしゃいます。

Q7五十肩で最後までできない動きは、背中を掻く動作だ
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

五十肩で肩が動かなくなって不便な思いをみなさんされます。
その不便な中でも特に・髪の毛を乾かす、セットする・背中を掻く、ブラジャーを付ける、などの動作ができないという悩みを聞きます。
これは肩関節の動きの中でも特に複雑な動作になりますので治ってできるようになるにはかなり時間を要します。
逆に言えば、これができるようになってくればほぼ完全に治るところまできたと思ってもよいでしょう。

Q8五十肩が片側なったら反対側も起こりやすい
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

片側がなったら反対側も次に起こりやすいと言われます。
これははっきりとした事実とは言えませんが、猫背であったり運動不足であったり、肩の左右に関係ない悪因子を持たれているので多少は言えるかもしれませんが、そこまで深刻になるほどはっきりとあると言えるものではありません。

Q9五十肩は使い痛みにより起こるものだ
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

五十肩は、利き手でよく使うから起こると思われがちですが意外なことに利き手と反対の手に起こりやすいのです。
また、体をよく使う人よりスポーツをしない事務職の方にも起こることからも使わなさすぎはよくないと考えられます。
普段から体操や運動をしてしっかり動かすことは予防につながることでしょう。

Q10五十肩は、肩の組織が固まってしまわないように痛くても積極的に動かしてほぐしていくべきだ
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

五十肩の方は、「このまま肩が固まって動かなくなるんじゃないか・・」という不安におびえて痛みをこらえながら動かすリハビリに取り組みます。
しかし、そこまで過剰に心配することはなく、自然にもある程度よくなるものなのですから無理せずきちんとできるところから動かしていくようなステップを踏んだリハビリをしていかれるとよいでしょう。

あなたの理解度は点です。

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全問正解とは言わなくとも80点以上取れていなければ、まだまだこの疾患についての理解が深まっているとは言えません。

不正解だったところ、答えに迷ったところは解説をしっかり読んでいただくか疾患の記事を読み直して知識をしっかり定着させていかれることをおすすめします。

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