指の関節が痛くて動かせないという方の不安を解消するための情報をわかりやすくまとめて知ることができるクイズに挑戦してみましょう！

指の関節が痛くて腫れて太くなってきている気がするけど、これってどうしたらいいんだろうと不安になられる方が多いです。

これらは、へバーデン結節・ブシャール結節などと場所によって言われるものですが、ご自身にとっては傷めたきっかけもないのにいきなり痛み始めるので不安になってしまいます。

今持たれているその不安は病態についての知識を深めるだけでかなり和らげるてくれます。

実際『指の変形性関節』に関する記事を読まれてそのように不安が解消された方もいらっしゃるかもしれませんが、１回読んだだけでは意外と頭の中に正しい記憶として残っていないかもしれません。 そこで、『指の変形性関節』に関するポイントを二択形式のクイズとして紹介しており、それに今から挑戦していただけたらと思っています。

たった１０問ですが、これに答えるだけで得られた知識がきっと深まっていくことでしょう！

チャレンジの前に、基礎知識を復習しておきたいと思われた方はこちらをまずお読みくださいませ。

「指の関節が太くなって痛い『変形性関節症』だったらどう対処するのが正しい！？」

全問正解を目指してさっそくはじめていきましょう！！

Q1指の節（関節）が太くなったり、歪んだりしてきたら指の関節の変形を１番最初に疑う

• ◯ 正しい
• × 間違い

指が変形してする疾患は他にもあります。 特にみなさんが気にされるのがリウマチですが割合は圧倒的に変形性関節症の方が多いのでまずはこちらを疑うとよいでしょう。

Q2変形性関節症の変形は左右対称の指に起こってくるものです。

• ◯ 正しい
• × 間違い

左右対称に起こる場合もありますが、それは偶然で基本的にはそのような法則性は変形性関節症ではありません。 もし、左右対称であった場合はそれが特徴的に起こるリウマチを疑って見られる方がよいかもしれません。

Q3関節の変形の度合いがひどくなるにつれて、痛みも同じようにひどくなる傾向がある

• ◯ 正しい
• × 間違い

必ずしもそうとは言えません。 一般的な傾向としては変形の起こり始めは炎症も強く痛みも激しい傾向があります。 そして、変形がいくところまでいくと痛いのは痛いけど最初の時ほどでもないし痛みを感じないということもあります。 また、男性に多いのは変形はすごくあるのに痛みを自覚したことがないという方もたくさん見受けられます。

Q4指の第１関節→へバーデン結節、指の第２関節→ブシャール関節、という呼ばれ方をする

• ◯ 正しい
• × 間違い

これは発見者の名前をとっているだけなので、正直覚えようが覚えまいがどちらでもよいです。 ただ、名称を覚えるとピンポイントでどちらの指のどんな状態を指しているかがわかるということなので、専門家であれば知っておかれるとよいでしょう。

Q5１度変形し始めるとずっと痛みが続いて苦しい思いをしなければならない

• ◯ 正しい
• × 間違い

変形をすると、痛みが和らぐようになることはありますが、動かしたりぶつけたりしたときに痛みが出たりすることもあります。 ただし、それは和らいでいく傾向をみせますので、同じような強い痛みが絶対に続くというような悲観的な認識はしないでもよいかもしれません。

Q6痛みを訴える人は男女で比べると、女性の方が多い傾向にある

• ◯ 正しい
• × 間違い

男女では罹る方の比率はさほど変わらないのに、病院を受診する人は圧倒的に女性が多いです。 このことからも女性の方が痛みを自覚されやすいという傾向はあるのかもしれません。

Q7手や指を使う職業や趣味をもたれている人に多い

• ◯ 正しい
• × 間違い

感覚的にはそう感じますが、はっきりとした統計ではそのような傾向は認められているというものはみられていません。

Q8治療は保存療法で手術に至ることはほとんどない

• ◯ 正しい
• × 間違い

手術に至ることはまずないと思ってよいと思います。

Q9治療の基本は負担を減らすことでテーピングが有効な治療法のひとつです。

• ◯ 正しい
• × 間違い

とにかく動かすと炎症が強くなりますので動かさないようにできることが大切です。 そのため、炎症がはっきりとある人はテープタイプの湿布を巻いて対応するのもよい方法だと考えます。 きつさなどはテープにもいろいろ種類がありますので自分の症状の程度にあわせて選択するのがよいでしょう。

Q10テーピングはへバーデン結節には効果的だが、ブシャール結節には効果が出にくい

• ◯ 正しい
• × 間違い

テーピングで固定していくことには効果がありますが、第２関節（ブシャール結節）を巻いてしまうと指を動かせない不便さがすごく出てしまいます。 そのため第１関節（へバーデン結節）のときほど気軽に巻き続けられないという意味から効果が出にくいと考えてもよいかもしれません。

いかがでしたか？

全問正解とは言わなくとも８０点以上取れていなければ、まだまだこの疾患についての理解が深まっているとは言えません。

不正解だったところ、答えに迷ったところは解説をしっかり読んでいただくか疾患の記事を読み直して知識をしっかり定着させていかれることをおすすめします。

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