簡単なクイズに答えて『ぎっくり腰(急性腰痛)』の理解度を知り知識を定着させよう!!
ちょっとした動きで突然腰に激痛が走る『ぎっくり腰』を経験されたことのある方は結構多いと思います。
ぎっくり腰は基本的に7日前後まで待てばおおよそどなたでも解消されることからあわてることはありません。
しかし、ぎっくり腰のことをきちんと知っておかれると、実際になったときにも冷静に対処して痛みを早く治めることができるようになれるでしょう。
実際『ぎっくり腰(急性腰痛)』に関する記事を読まれてそのように不安が解消された方もいらっしゃるかもしれませんが、1回読んだだけでは意外と頭の中に正しい記憶として残っていないかもしれません。
そこで、『ぎっくり腰(急性腰痛)』に関するポイントを二択形式のクイズとして紹介しており、それに今から挑戦していただけたらと思っています。
たった10問ですが、これに答えるだけで得られた知識がきっと深まっていくことでしょう!
チャレンジの前に、基礎知識を復習しておきたいと思われた方はこちらをまずお読みくださいませ。
「ぎっくり腰には安静か病院か?原因や症状にあわせて正しい対処を!」
「ぎっくり腰を長引かせない治し方は、初期の迅速な対処が重要!」
全問正解を目指してさっそくはじめていきましょう!!
- Q1ぎっくり腰は普段から腰痛を持っている人がなるものです。
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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慢性的な腰痛持ちの方はぎっくり腰になりやすいことは確かですが、腰に負担がかかっていても腰痛を自覚するかどうかは別問題です。まったく腰痛がないのに突然なるという方も少ないながらいらっしゃいます。
- Q2ぎっくり腰を西洋では昔から『魔女の一撃』と呼ばれています。
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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ミドリ安全のテレビCMでこの『魔女の一撃:Hexenschuss』をモチーフにしたものが制作されたりしていることからご存知の方もいるかもしれませんが昔からこのような表現をされています。
- Q3重いものを持ったり急激に腰に強い負担がかかることによって起こります。
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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重いものを悪い体勢で持ったりすることで起こることが多いですが、最近は肉体労働よりデスクワークの方が多いこともあって普段の負担の蓄積が一杯に溜まって、些細なことをきっかけに起こることもかなり増えています。
例えば、洗面台で顔を洗っていた、床のものを拾おうとした、ごみ箱の蓋を開けようとしたなど、もしくはまったく思い当たる原因がなく徐々に痛くなってという方もいらっしゃいます。 - Q4ぎっくり腰になったら病院に行かないといけない
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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激しい腰の痛みだけであれば基本的にはいかないといけないというほどのことにはなりません。病院に行くのは、痛み止めの薬が欲しい、ブロック注射をしてほしい、コルセットなどを処方してほしい、などの場合です。
病院で診察受けるまでもたまりませんから、よほどでなければ家でゆっくり休んでおかれ自分でできる対処をしていかれるのが賢明かと思われます。 - Q5ぎっくり腰になったらずっと寝ておかないといけない
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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寝ておかないと何をしても痛いという場合は寝ておきますが、動けるようであればできるところから無理をせず動いていって構いません。
昔はずっと寝っぱなしが推奨されていましたが、現在ではいける範囲から動かしてもとの生活に早く戻していけるようにすることが推奨されています。 - Q6ぎっくり腰になった時には温めるよりは腰を冷やす方がよい
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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何かしら処置をしたくなると思いますのでするなら冷やす方がよいでしょう。ただし、行っても2~3日以内でずっと続けないようにしてください。
そして、ぎっくり腰の場合は足首の捻挫などと違いますのでそこまで効果がはっきり出ませんので、冷やすよりは痛くない動作をしっかり探していく、湿布を貼るなどの方が現実的には推奨されると考えます。 - Q7ぎっくり腰の症状は腰意外にも出ることがある
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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腰が痛くなるのが普通ですが、仙腸関節の痛みや腰の関連痛で出る場合は自覚的にはお尻に痛みを感じることもあります。
- Q8ぎっくり腰になったとき、マッサージと鍼灸治療では筋肉をゆるめるマッサージの方が向いている
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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腰の筋肉が緊張して硬くなっています。それは腰に不用意な負担をかけないように動きを固めているという側面をありますので過剰に緩めなくてもよいかもしれません。
また、そのような腰の状態は非常にデリケートなのでマッサージの刺激で症状が悪化するリスクが非常に高いため急性期(最初の2~3日)にはあまりおすすめできません。もしされるなら鍼灸治療の方が向いていると考えられます。 - Q9骨盤のゆがみが原因でぎっくり腰が起こることがある
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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骨盤のゆがみや姿勢の悪さ、仕事での偏った負担などが原因にあたることが考えられます。こういうのが思い当たる方は治ったあとにはその原因を根本から改善していくように気を付けていくことが再発予防の観点からは非常に大切なアプローチになります。
- Q10ぎっくり腰のときは湿布や痛み止めは効果的である
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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痛みはいずれ治まりますし、身体が不用意に動かさないように痛み信号を発していることからもむやみに痛みを止めることは勧められません。
しかし、仕事や家事などどうしても動かないといけない場合においてはそれらの処置は痛みを軽減するのに非常に効果的です。
あなたの理解度は●点です。
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いかがでしたか?
全問正解とは言わなくとも80点以上取れていなければ、まだまだこの疾患についての理解が深まっているとは言えません。
不正解だったところ、答えに迷ったところは解説をしっかり読んでいただくか疾患の記事を読み直して知識をしっかり定着させていかれることをおすすめします。
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