首肩のこり・痛みのセルフチェック 結果4
今回の症状からは、まず起こっている状態として考えられるのが、
『頭部前方移動姿勢(FHP)』
と呼ばれる頭を前に突き出す姿勢です。
『頭部前方移動姿勢』は、50歳以上の方は急速に進行しますが、中学生にも起こると言われていますので他の年代の方でも生活習慣などから起こってきます。
最近では誰にでも大なり小なり起こっているものと思っておかれたらと思います。
頭が前に出ていけば、前に落ちそうになる頭を首や肩の筋肉が一生懸命引っ張って支えることになります。
それが1日中続きますから、
「マッサージや治療をしてもらったら楽になるけど、楽なのはそのときからちょっとの間だけ・・」
という方は特にその可能性があります。
『頭部前方移動姿勢(FHP)』について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「頭が前に出る悪い姿勢を根本から正しく直すには顎を引いてはダメ!」
スポンサーリンク
後は、年齢やその不良姿勢による負担をどれだけの期間かけ続けたかによって
- 軟骨
- 骨・関節
などに傷みが出てきます。
その傷みによって起こってきそうな疾患としては
- 頚椎椎間板症
首の骨と骨の間にある『椎間板』が傷むことによって症状が出る - 頚椎症
首の骨や関節が傷むことで、いろいろな症状がでます - 頚肩腕症候群
首肩まわりの骨や関節・神経などが構造的に傷んでいるのがはっきりしない場合につけられます。
これら、首まわりで病院でつけられる病名について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「肩こり・首こりの病院で診断される病名(疾患名)まとめ」
おすすめの対応
首まわりの骨や関節などが傷んでいようがなかろうが、病院でも特別な治療をされることはあまりありません。
基本的には『首こり』を解消するためのアプローチをしていくことが大切です。
それらの疾患があっても、楽になるのが少し大変になるだけできちんとアプローチすれば症状は楽になります。
- セルフケア
首こり体操など自分でできる対処をする
「首こり解消にストレッチは逆効果!正しい解消法を紹介」 - 治療院へ行く
・治療院
・鍼灸院
・整体、カイロプラクティック
などの首こり・肩こり治療などへの症状改善に対してのアプローチを主とする治療をされているところを受診される
ことも良いかもしれません。
「何か他の病態がある可能性が捨てきれないからそこをはっきりさせたい」
と思われる方は、1度病院に行かれることをおすすめします。
スポンサーリンク
自分でもう少し詳しく調べるには
インターネットを使ってもう少し自分の状態にあった内容を調べたい場合には、
- 頭部前方移動姿勢
- 頚椎椎間板症
- 頚椎椎間関節症
- 頚椎症
- 頚肩腕症候群
など、自分に当てはまりそうなものを『検索語句』で調べてみられて内容がご自分に当てはまるかみてみられてはいかがでしょうか。