背中に肉がついてきたのをきちんと引き締めるにはダイエットや運動だけではダメ!?
「脇から背中にかけて最近肉がついてる気がする」
と、背中まわりが気になってこられる方は多いはずです。
脇や背中あたりは普段なかなか見えないため、気づいたときにはすごいことになっていることもよくあります。
しかし、背中の肉をとろうとダイエットしたりあれこれエクササイズをされても、いったんついたお肉はなかなかうまく落ちてくれません。
その最大の理由は
- 背中に肉がついてしまう身体のくせや姿勢を改善していない
- ただ筋肉を刺激するだけのトレーニングでは効果があがらない
からです。
この2つのポイントをきっちり押さえて取り組むことが、なかなか痩せない背中をすっきりさせるためには必要なのです。
そこで、今回は背中痩せを成功させるためのカギとなるくせや姿勢について紹介していきます。
脇や背中にお肉がつくのは筋肉がしっかり使われていない
脇まわりから背中にかけてお肉がついてくるのに気づきやすいのが、ブラジャーをしたときの『ハミ肉』です。
「なぜこんなところに肉がついてくるの?」
と思われるかもしれませんが、身体の気になる部分にお肉がついたりたるんだりするのは
- その部分にある筋肉が落ちている(筋力低下)
- その部分を普段から動かしていない(運動不足)
だからです。
脇や背中の筋肉を使ったり、動かしたりってどうやってするのかイメージしにくいかもしれませんが、
脇や背中には
- 菱形筋
- 前鋸筋
- 広背筋
などの筋肉がついています。
この筋肉は主に
- 腕を後ろに引いたり
- 肩甲骨を動かす
役割をしています。
背中痩せに大切なのは、腕や肩甲骨をしっかり普段から動かしているか?なのです。
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肩甲骨がきちんと動かないのは猫背になっているからかも?
肩甲骨が動かないと筋肉が働かないので背中に肉がつきやすくなるのもそうですが、背中にあると言われる
『脂肪を燃焼してくれる細胞』
の働きも悪くなるため、痩せにくくなって二重で背中に悪い影響をもたらしてきます。
そんな状態になってしまう1番の原因は
『猫背』
『頭が前に出る』
などの悪い姿勢にあります。
それをわかりやすく実感していただきたいと思います。
- 椅子に座って猫背の状態になります。
- そこから腕を挙げてみて
・どれくらい腕が挙がるか?
・背中は一緒に動くか?
みてみましょう。 - 次に、背筋を伸ばした状態で同じように腕を挙げてみて違いを感じてみてください。
背筋を伸ばした方が、
- 運動する範囲は広くなり
- 背中も引き締まって軽く反る動きも起こる
のが実感していただけたと思います。
これはわざと動きを大きくしていますが、普段の腕を使う動きのような小さい動きでもこの差は起こっています。
そのひとつひとつは小さい動きでも、それが積もり積もって大きな差を作っていくことになります。
二の腕と必ずセットでたるみが出てくる
こういう猫背が脇や背中のお肉が付きやすくなる大きな原因になっていることは実感していただけたと思います。
そのため背中痩せを実現するためには『背筋をきちんと伸ばすこと』が絶対に欠かせません。
それは、モデルさんなどをみれば背筋が伸びていて背中に肉はついていませんし、背中に肉がつく人をみてみれば、おおよそ猫背になっているものからもわかります。
そして、この背中の肉が気になっている方は、必ず『二の腕』の振袖も気になっているはず!
というのも、この2つは密接にかかわっていてどちらか片側だけが引き締まったり・たるんだりすることはありません。
必ずセットで起こってくるものなのです。
そこから、背中の肉をとるときには二の腕もセットでとってしまうつもりで対策をしていくことが大切です。
二の腕の引き締めに関してはこちらをお読みください。
「プルンプルン揺れる二の腕になった原因を知れば正しく引き締められる」
「本気で二の腕の振りそでを引き締めたいなら正しい種目選びを!」
おわりに
脇にできる『ハミ肉』や背中の肉をとりたいと思われる方は、二の腕のたるみも起こっていることがわかりました。
これらすべては、何かの体操やエステだけで痩せようというのはなかなかうまくいきません。そこが、このあたりの部分痩せを難しくしている原因なのです。
頭ではわかっているけど・・と思われるけどなかなか猫背を解消できない方も多いと思います。
しかし、この背中痩せをきっかけに自分の姿勢も見直してきれいな姿勢で引き締まった背中を一緒に手に入れるためにアプローチしていっていただけたらと思います。
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