お腹を凹ませるドローインはダイエットや腰痛改善に効果絶大!
最近は知毎度があがってたくさんの方にこの名前が浸透してきたと言える
『ドローイン(Draw-in)』
というものがあります。
これは、以前からダ新しいダイエット法としてTVやその他のメディアで取り上げられたことで知名度があがったエクササイズです。
『ドローイン』とは、『腹横筋』という筋肉を鍛える運動ですが、『コアトレーニング』というトレーニングに分類されて、一般的な寝ている状態から身体を起こす腹筋運動とはやり方も目的も違います。
今回は、その腹筋なんだけど一般的なものとどう違うのか、実際のそのやり方などについてわかりやすく紹介していきます。
一般的な腹筋運動は6パックを目指すには向いてますが
『腹筋運動』といえば、足を誰かに持ってもらって
「フンフンッ!!」
って何回も起き上がるのを繰り返します。
そして、仮面ライダーやムキムキマッチョのお腹のように6つに割れたお腹を作り上げるものを私は想像してしまいます。
一般的な『腹筋運動』は、お腹にある腹筋群を全体的に鍛えます。
腹筋群には
- 腹直筋(ふくちょくきん)
- 内腹斜筋(ないふくしゃきん)
- 外腹斜筋(がいふくしゃきん)
- 腹横筋(ふくおうきん)
と大きく4種類の筋肉で成り立っています。
それにより
- 全体的にウエストを凹ませる
(腹横筋) - お腹の横がグッと凹む
(内・外腹斜筋) - 6つに割れた真ん中の筋肉
(腹直筋)
がそれぞれあって、結果として引き締まったお腹を手に入れることができます。
この『腹筋運動』によって、『腹筋』はしっかり鍛え上げられますが、腹筋運動といてば
- しんどい!
- 必死にがんばる
ようなイメージをお持ちではないでしょうか?
このような腹筋運動は
- スポーツをしていてしっかりとした腹筋の筋力を必要としている
- パックリ割れた腹筋を作りたい
という目的には適しています。
しかし、
- ダイエットの一環としてたるんだお腹を引き締めたい
- 腰痛予防・改善の目的や良い姿勢作りのために必要な腹筋をつけたい
という方であれば、この後紹介する『ドローイン』の方をまず最初に習得するほうが向いていると考えられます。
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ドローインとは腹横筋を集中して鍛えるトレーニング
『ドローイン(Draw-in)』とは、4種類の 腹筋群の中でも特に『腹横筋(ふくおうきん)』に焦点を当てて集中して鍛えようというエクササイズです。
腹横筋って何?その働きは?
『腹横筋(ふくおうきん)』とは、腹筋群の中で
一番深層にある筋肉
でお腹をグルッとコルセットを巻いているかのようについています。
まるで『天然に備わっている筋肉コルセット』と考えていただくとよいでしょう。
その働きは他の腹筋と比べてみると
- 一般的な腹筋群
→身体を曲げたり捻ったりするような動きを作る - 腹横筋
→内臓を身体の奥に押さえ込むことだけで主な動きには直接関係しません
と大きく違っています。
腹横筋は、内臓を押さえるように圧迫することで、腹圧を高めて身体の運動の軸を作ったり、腰の負担を和らげたりする『縁の下の力持ち』的な働きをしています。
ドローイン=丹田
最近では耳にすることが減りましたが昔の人は、背筋を伸ばしてお腹を凹ませ、下腹部に軽い緊張を持たせることを『丹田(たんでん)の意識』と言いました。
それは、武道からスポーツにいたるまで身体の軸作りには欠かせないものと言われています。
この『丹田(たんでん)』が、現代でいう『ドローイン』で、科学的にも運動の土台として働いていることがわかってきました。
現代人は古人から伝えられてきたことは非科学だと非難する風潮がある中、『丹田』は大事で昔の人の感覚は正しかったことが証明されている一例です。
そう考えると『ドローイン』は
スポーツや武道などに欠かせない大切なトレーニング
なのです。
ドローインがなぜダイエットにいいと言われているのか
- ドローイン→ウエストを凹ませる
その結果としてダイエットもしくはシェイプアップ - ドローイン→腹圧の上昇→腰の負担を30~50%減少
その結果として腰痛予防や改善効果
に結びつけて考えられます。
背筋を伸ばしお腹を凹ませて歩くことは、
- 普通に歩くより消費エネルギーが40%増になる
- 綺麗な姿勢になりお腹が引き締まる
などから、ダイエット法の王道的な方法論としてありましたがこれが今はドローインとして有名になっているということが言えます。
ここまでで、ドローインがどういうトレーニングなのかおわかりいただけたのではないでしょうか?
実際に『ドローイン』をどのようにやっていくのかについてはこちらをおよみください。
「ドローイン基本から応用まで!正しく効果的なやり方でお腹を凹ませる」
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