朝起きたら肩が痛いのはなぜ?どうすれば治る?原因と対処のポイントを紹介!

お気に入り記事登録

「朝起きたら肩が痛くて腕があがらない」

寝る前にはそんなに痛くなかった肩が痛くて動かしづらかったり、朝のちょっとの間だけ挙げられなかったりしてしまうことがあります。

健康な肩であればなるはずのない肩の痛みが朝だけとは出ているのは、まったく腕が挙がらなくなる重症化への前兆であることが多いです。

「朝だけちょっと痛くて嫌な思いをするだけだし・・」

と悪化するまで見過ごしてしまう方が多いため、こちらをお読みのみなさまは早くその要因を取り除いて悪化しないように対処していただけたらと思います。

 

寝起きに肩が痛くなってしまう原因とその予防や対処方法とは

朝に肩が痛いことになる主な原因と対策を紹介していきます。

原因1、前日に肩に負担をかけていた

前日に肩をよく動かしたり、スポーツで肩を酷使したりした場合、その時は違和感程度であっても痛みが翌朝に出ることがあります。
日にちが変わって時間差があるため、負担をかけた内容との関連を思いつかない方もいらっしゃます。

対策1、肩に負担がかかることを休んでみる

スポーツや仕事などで負担をかけてそうだと思われた方は、起床時の肩の痛みが酷使した日の翌日に出るかどうか思い出してみられるとよいでしょう。
その可能性が疑われる場合には1度酷使するのを控えてみます。
そして、翌日に痛みが出ないのかどうかチェックして原因をまず確定することが大切です。

もし、スポーツや仕事などの負担が関連しているのがわかったら、あとはそこで肩にかかる負担をどう減らすかを工夫していけば解消へと向かうことができます。

原因2、痛い側の肩を下にして横向きに寝る時間が長い

寝るときに横向きで寝ることが多く、痛い方が下側になっていることが多い場合には長い時間の肩への圧迫が問題になっている可能性があります。

対策2、仰向きや反対側でも寝られるように身体をコンディショニング

まずは、横寝になるときを想定したかなり高めの枕を用意するようにしましょう。
仰向けで寝るときの枕より横向きで寝るときはかなり高くしないと肩への圧迫を減らすことはできません。

また、横向きで同じ方向に寝てしまいがちな方が、意識して反対側や仰向けなどにしようとしても
・寝る前には違う向きでも寝がえりで気づけば痛い側の肩を下にしている
・仰向けなど他の向きでも肩が痛くなってしまう
というようなことが起こり単純に向きを変える意識ではうまく変わらないことが多いです。

そこで、おすすめは仰向けや反対の横向きでも寝られるように身体をストレッチなどでほぐしてから寝ることが大切です。

寝る前に布団の上でできるストレッチについてはこちらをお読みください

寝ながら猫背を直すストレッチは、筋肉がリラックスして効果倍増!?


原因3、夜間の冷えによる痛み

寝ているときは、身体は動いておりませんし、夜間に体温がかなり下がることで身体に弱いところがある方は、朝方や寝起きに痛みが出ることが多い出す。

対策3、肩を冷やさないような服装と入浴をきちんとする

肩まわりが冷えないように1枚温かい上着を着て寝ることや、お風呂できっちり身体を温めて寝る、もしくは肩の保温サポーターを使うなどをされるとよいでしょう。
肩にカイロを貼るのは、日中しておくのはいいですが就寝時は低温やけどのリスクもありますのであまりおすすめできません。

原因4、四十肩(五十肩)の前兆

肩がすでに痛んできて四十肩などの前兆(予兆)として出ている症状の可能性があります。
起きてからも肩に違和感や痛みがあることや、年齢などを考えて当てはまる方は用心しておく必要があります。

特に四十肩(五十肩)になってしまうと、寝ていてもジンジン痛んで寝られない『夜間痛』に悩まされることになる可能性がありますので早めの対策が肝心です。

対策4、肩こりや猫背を改善するストレッチ体操をしておく

四十肩の基礎となるのは、

  • 肩を普段からあまり使っていないでデスクワークなどをしている
  • 肩こり・首コリなどがあるのにほったらかし
  • 猫背姿勢だとわかっているけどケアをしてない

などある方は、悪化していきやすいものです。

予防のためにも、猫背を改善するエクササイズから肩甲骨をよく使い、肩の動かしてほぐすと順番を追ってストレッチ体操をすることが大切です。
きちんと動かしていけば肩に負担が少なく予防の運動をしていくことができます。




 

痛くなった肩の痛みを解消するためのエクササイズと注意点について

朝起きてから肩の痛みに気づいたときにまず注意していただきたいのが、『無理に肩を動かさない』ことです。

肩関節がうまく動けるように準備をしてあげることが大切です。

そのためのエクササイズを紹介しますのでまずはこれをやりましょう。

  1. 両肩をすくめて肩甲骨を上下に動かします。10~15回ほどゆっくりおこないましょう。
  2. 次に両肩で円を描くように肩甲骨から肩を回します。10回まわしたら反対まわりを10回しましょう。

これだけで肩が軽くなって痛みはかなり解消されていきます。それを確認してから肩を少しずつ動かすのがポイントです。

寝起きの肩の痛みを治すには、寝る前にストレッチ体操でケアしておくことが重要!

朝起きたときに腕や肩が痛いという状態の方は、肩関節まわりの状態が悪く常に疲れが溜まっている状態になっているのが1番問題になります。

痛くなる前にきちんと準備しておくことが朝起きたときの肩の痛みを治すための1番の対処方法です。

そこで、おすすめのストレッチ体操を2つ紹介しておきます。

1、椅子アッパーバックエクステンション

2、四つ這いストレッチ

先ほど紹介しました、寝る前に布団の上でできるストレッチとも組み合わせていただくとより高い効果が出ます。
 

おわりに

朝起きたときに痛みがあるというのは、肩だけでなく腰や膝、背中のこりなど身体に負担がかかっているけどまだ軽症で済んでいる方が多いです。

「朝だけちょっと痛いのが嫌なんだよね」

と言いつつ放っておきがちになりますが、そのままだとどんどん悪化する可能性があり、痛いのが朝だけ済まなくなってしまうことになります。

朝だけ、というタイミングで早く現状に気づいて対策をすれば悪化させずに健康で過ごしていけるようになります。

今回の対策をできるものからひとつずつでも当てはまるものを実践して、悪化されないようにしていっていただけたらと思います。

当サイトの記事をお読みいただきありがとうございます。
お身体に関するお悩み解消にお役に立てる情報が提供できていますと幸いです。

「自分の身体について直接相談したい」
「実際に自分にあったエクササイズを指導してほしい」
と思われた方は、こちらで直接診せていただくこともできます。

momentum 姿勢バランス研究所

お問合せお待ちしております
    

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ