歩くとき股関節の変形で痛むとき知っておきたいポイントをクイズ形式で簡単に知ろう!
「歩くときに股関節が痛くて足を無意識に引きずってしまうのがつらい」
股関節が痛いとお悩みの女性にとっては、関節が傷んでしまって痛みが出ている可能性が高いです。
こういった痛みは最初は違和感や一時的に起こることが一般的で、そのままにしているとどんどん痛みになって慢性化してきます
そういうときに自分が何をすればいいのか?、逆に何をしていけないのか?わからないと不安で身動きがとれなくなってしまいます。
病態についての知識を深めることで、何をすれば良いのか方向性が見えるため、その不安はかなり和らいでいくことでしょう。
実際『変形性股関節症』に関する記事を読まれてそのように不安が解消された方もいらっしゃるかもしれませんが、1回読んだだけでは意外と頭の中に正しい記憶として残っていないかもしれません。
そこで、ポイントを二択形式のクイズに答えながら理解を深めていただければと思います。
たった10問ですが、答えるだけで大事なポイントが押さえられているようになれます。
チャレンジの前に、基礎知識を復習しておきたいと思われた方はこちらをまずお読みくださいませ。
「歩くと足の付け根が痛い!女性に多い『変形性股関節症』にご注意を!」
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- Q1股関節は変形するまで痛みは出ない
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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関節がはっきりと傷んでいるのが確認される前に、軟骨などが傷んだりすることで痛みが出ますし、そのような変形は確認できないけど痛みなどの症状がある『前股関節症』と呼ばれる状態もあります。
- Q2一度変形した股関節は元に戻ることは期待できない
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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基本的に1度傷んで変形してしまった関節は元に戻ることは期待できません。
もしかしたら再生医療が進んだ将来には可能になるかもしれませんがまだまだ先の話でしょう。 - Q3股関節の変形は特に女性に多い
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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股関節を傷められるのは女性が圧倒的に多いです。
それはもともと骨盤の形状や支える筋肉の量が男女で差があることから起こるものと考えられます。 - Q4股関節は変形すると必ず痛みが出るので変形したらずっと痛みとつきあっていかなくてはいけない
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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変形が進むほど痛みは出やすく強く出やすいですが、必ずしも変形の程度と痛みが一致するわけではありませんので、痛みは出やすいでしょうがうまく症状を抑えて過ごすことも可能でしょう。
- Q5変形性股関節症で股関節を強くするためにたくさん歩いた方がよい
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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健康の意味では歩くことは大切ですが、歩くときの体重の負荷は股関節を傷めている方にとっては負担となることもあります。
歩くにしても時間や量を考え、症状を悪化させないように工夫をする必要はあります。 - Q6股関節をよくするために有効な方法に『貧乏ゆすり』がある
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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貧乏ゆすりをすることは股関節によいかもしれないと研究されているためケアに使える可能性があります。
これは痛みが出ない負担のない範囲で運動することで関節内の循環を促していく目的です。
それに適うのであれば、貧乏ゆすりでなくても痛みのない範囲で動かすことは股関節によいと言えるでしょう。 - Q7痛くて足を引きずってしまうのはクセになってはいけないので、できるだけ普通に歩くように修正したほうが良い
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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足を引きずってしまうのは、普通の歩き方では股関節に負担がかかるためその負担を逃がすためにしている動きです。
それを無理やり元に戻そうとすると、気持ち的には満足かもしれませんが股関節にとっては悪化の可能性が高まります。 - Q8寝るときには、クッションを『仰向け→膝下に』『横向き→両脚の間に』挟むと股関節が緩んで楽になる
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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股関節は少し前に曲げて、少し外に開くくらいが関節にとってリラックスできるポジションになります。
そのポジションに近づけるようにクッションや枕を活用することはケアとして大切なことでしょう。 - Q9股関節が痛いときは、激しい筋トレやストレッチは避けた方がよい
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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筋トレやストレッチなどは筋肉に適切な刺激を入れることで、崩れた筋肉バランスを改善するためには必要ですが、やればいいとわけではありません。
かなり慎重に適切な量や方法を検討した上でおこなうことによってはじめて効果が得られます。 - Q10変形がどんどん進むと最終的には人工関節の手術を受けないといけなくなる
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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変形が進んだら必ず手術しないといけないわけではありません。
しかし、変形の進行に伴い痛みや日常生活の不便などは強くなっていきます。
そこからはご自身の不便さ・つらさと相談の上、手術をすることを検討していくことになるでしょう。
あなたの理解度は●点です。
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いかがでしたか?
全問正解とは言わなくとも80点以上取れていなければ、まだまだこの疾患についての理解が深まっているとは言えません。
不正解だったところ、答えに迷ったところは解説をしっかり読んでいただくか疾患の記事を読み直して知識をしっかり定着させていかれることをおすすめします。
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