全問正解して腰椎椎間板ヘルニアへの不安を解消!情報整理に使えるクイズに挑戦!
腰痛や足の痛みなどで病院へ行くと『腰椎椎間板ヘルニア』と診断されたという方は多いです。
マンションの柱が歪んでしまっているようなことが、自分の腰に起こっているというのはすごく怖いことですね。
そんなグラグラの不安定な状態で生活をしないといけないなんて想像しただけでも不安だらけになってしまいます。
しかし、そんな不安も腰椎椎間板ヘルニアに対する知識をきちんと知っていただければ多くは解消されるものです。
実際『腰椎椎間板ヘルニア』に関する記事を読まれてそのように不安が解消された方もいらっしゃるかもしれませんが、1回読んだだけでは意外と頭の中に正しい記憶として残っていないかもしれません。
そこで、『腰椎椎間板ヘルニア』に関するポイントを二択形式のクイズとして紹介しており、それに今から挑戦していただけたらと思っています。
たった10問ですが、これに答えるだけで得られた知識がきっと深まっていくことでしょう!
チャレンジの前に、基礎知識を復習しておきたいと思われた方はこちらをまずお読みくださいませ。
「腰椎椎間板ヘルニアの治し方は症状や原因をちゃんと知れば簡単です!」
- Q1腰椎椎間板ヘルニアの『ヘルニア』とはあるべき位置から飛び出すという意味である
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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ヘルニアは『hernia』は、あるべき位置から脱出・突出したものという意味になります。
整形外科的には『ヘルニア=椎間板ヘルニア』と捉えてしまいがちですが、臍ヘルニア(でべそ)や鼠径ヘルニア(脱腸)を代表に身体のいろいろな場所で起こります。 - Q2腰椎椎間板ヘルニアになりやすいのは比較的若い男性(10~30歳代)に多い
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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腰椎椎間板ヘルニアは比較的若い年代に発症しやすいです。
歳を重ねてもMRIなどでヘルニアが確認されることもありますが、ヘルニアの特徴的な症状が強く出る画像上にも臨床症状といても典型的なヘルニアはやはり30歳代までの比較的若い人に多くみられる傾向にあるでしょう。 - Q3レントゲン撮影で腰椎椎間板ヘルニアと診断されるものです
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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レントゲンと症状でヘルニアと診断されることもあるかもしれません。
しかし、それは症状に重きをおいて診察した結果で確定診断とは言えません。
はっきりとヘルニアを画像で確認するにはMRI撮影をする必要があります。 - Q4腰椎椎間板ヘルニアでも、特有の症状がほとんどない場合もある
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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腰痛などでMRIを撮ったらヘルニアが認められることがあります。
また神経症状でヘルニアを疑うようなことがあって画像でヘルニアが確認されても実は症状とヘルニアを起こしている場所が一致しないことなどよくあります。 - Q5腰椎椎間板ヘルニアに1回なると持病のようにずっと付き合っていかないといけない
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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そのようなことはありません。
このような方は、ヘルニアになるような腰に負担をかける習慣や体の使い方のクセをお持ちで、それを改善しないことで慢性的に腰痛に悩まされることがあります。
その原因を過去に患ったヘルニアと結びつけるだけです。
実際ヘルニアがいつまでも身体に症状を引き起こし続けるというのは思い違いがほとんどです。 - Q6腰椎椎間板ヘルニアにコルセットは有効な治療である
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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劇的な効果は期待できませんが、腰にかかる負担を減らすことは必要な治療になりますので、目に見える効果が感じられなくても症状の強いときは着用されることをおすすめします。
- Q7腰椎椎間板ヘルニアでは、しびれている足などを揉んだりさすったりすることより腰のケアの方が重要だ
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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足に出ている症状は気になりますのでその場を手当することは間違いではありません。
しかし、その症状を感じているところばかりをケアしても改善への効果は薄いでしょう。
問題の根幹である腰まわりをしっかりケアすることは欠かせません。 - Q8ヘルニアの飛び出し方がひどいほど症状も強くでる
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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画像で見えるものと症状は一致しないことは多いです。
もちろん画像で得た情報は大切ですがそれ以上に今起こっている症状を確認して、改善へのアプローチを適切におこなっていくことを大切にしましょう。 - Q9腰椎椎間板ヘルニアでは手術はしないでも治るから今ではまったく手術はされない
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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昔はとにかく出ているものは切り取るものということでバンバン切除されていました。
しかし、ヘルニアは自然吸収が期待できることや保存療法で症状の改善も期待できること、それまでの痛みを抑えるいい薬が出てきたことなどから現代では仕事などで急いで症状を和らげないといけないという場合などを除いてすぐに手術という風にはならない傾向にあります。 - Q10腰椎椎間板ヘルニアは1年間に90%の人が治ると言われている
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- ◯ 正しい
- × 間違い
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これはテレビで腰椎椎間板ヘルニアの権威の先生がおっしゃられていることですし正しいことだと思っておかれてもよいでしょう。
あなたの理解度は●点です。
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いかがでしたか?
全問正解とは言わなくとも80点以上取れていなければ、まだまだこの疾患についての理解が深まっているとは言えません。
不正解だったところ、答えに迷ったところは解説をしっかり読んでいただくか疾患の記事を読み直して知識をしっかり定着させていかれることをおすすめします。
お身体に関するお悩み解消にお役に立てる情報が提供できていますと幸いです。
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と思われた方は、こちらで直接診せていただくこともできます。
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椎間板ヘルニアになって一年か近くなります。
まだしびれが有り歩行があまり歩けません。
整形外科にはかかっています。
様子を見ようと言われています。
家で腹式呼吸や体操はしています。
何時か治るものなんでしょうか
当サイトをご覧いただきありがとうございます
しびれは本当に個人差が激しいし、一般的に1番長引くものであるのでなんとも言えません。
もちろん解消していかれる方は多いですが、長年ずっとしびれを持ち続ける方もいらっしゃいます。
手術適応でないことからもできることをコツコツやっていき神経へのストレスを減らせられる努力をしていくしかないですね。
2年半前に、かなり激しい腰椎椎間板ヘルニアを発症しました。最初はペインクリニックに通ったのですが、効果がなく、そのうち症状が悪化し、整形外科を受診。MRIの結果、ヘルニアと診断されました。
知識としてはあったので、手術をするかどうか問われ、温存療法を選択し、痛み止めをもらいました。
数日で痛みは緩和し、動けるようになりましたが、右足の親指付近にしびれが残っています。
また、時々再発して激痛が走り、時には動けなくなります。
もしかしたら、手術した方が良かったのでしょうか?
当サイトをご覧いただきありがとうございます
腰椎椎間板ヘルニアにかかわらず神経障害の症状に関してはしびれはなかなかとれづらく、手術をしても楽にはもちろんなったでしょうが完全になくなることまで期待できたかというとそこまでではなかったのではないかと推測します。
時々起こる激痛が、腰痛の痛みなのか?神経障害による痛みなのか?によりますが、腰痛であれば手術をしてたとしても変わらず出ただろうと考えます。
私が身内に同じことを相談されたなら手術は勧めなかったでしょうし、現症状とうまく付き合うためにセルフケアの実践を勧めると思います。