足の裏が痛い、歩くと疲れる原因の『扁平足(ベタ足)』の評価は

足の裏が痛い扁平足アイキャッチみなさんは『扁平足』と聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか?

「扁平足は足が疲れやすい」

「足のアーチがなくて機能的によくない」

「足のいろいろな痛みの出る原因になる」

など、かなりネガティブ(否定的)に捉えられているのではないかと思います。

扁平足は機能的に問題を起こすことが多くそのイメージが間違っているわけではありませんが、『扁平足=土踏まずがない=悪い足』
だと漠然とし過ぎていますので

  • 扁平足ってどんな状態を言うのか?
  • どうやって扁平足を検査するものなのか?
  • 自分でチェックにはどうするのか?

など、扁平足について詳しく知っていただいて、それによる問題を受けていないかご自身の足をチェックしてみていただければと思います。

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扁平足(へんぺいそく)とは

足は、たくさんの骨が連なってできていますが、その作りはまっすぐではなく橋のような形(アーチ)で作られています。足のアーチ内側は『土踏まず』でその形を想像できますが、足底のアーチには、

  1. 内側縦アーチ内側縦アーチ
  2. 横アーチ横アーチ
  3. 外側アーチ外側縦アーチ

という3つのアーチがあります。横と外側にもアーチは少々わかりにくいかもしれません。

このアーチがなくなって平らに近づいているとき

  • 扁平足(flat foot,per planus)
    足を横から見たときに土踏まずがあまりみられないもの(内側縦アーチの減少)
  • 開帳足(splay foot,pes latus)
    足を上から見たときに足の横幅が広くペチャっとした足(横アーチの減少)
    開帳足になると靴の横幅がうまく入らないようなことになります

と呼ばれ、この2つはセットで起こりやすいです。

『外側の縦アーチ』については、

  • アーチの高さがもともと高くないため低下などがわかりにくい
  • 内側アーチの方がアーチとしての役割が大きい

ことから、あまり単独でどうこう言われることはあまりありません。

扁平足の方は、本来あるアーチがなくなるため、アーチによる衝撃吸収や蹴り足へのパワーの転換がうまくいきません。

そのため、どうも歩いているのを見ていると
「ベタッ!ベタッ!ベタッ!」
と、一歩一歩の足音が大きく鳴ってるような歩き方になる方が多いです。

そして、 足に負担をかけやすいため、ちょっと歩くだけですごく足裏が疲れるとおっしゃる方も多いです。

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典型的な扁平足では足がどうなっている?

この『扁平足』というのにも、その原因やパターンはたくさんあります。

  • 筋肉の問題
    足のアーチを作るのに重要な役割をしている筋肉(後脛骨筋:こうけいこつきん)の機能が働かなくなってしまう(後脛骨筋機能不全)
  • 骨の変形
    年齢を重ねることで自然に関節が変形してくる『変形性関節症』
  • 骨・関節破壊
    関節リウマチによる骨・関節の破壊による変形
  • 骨・関節の外傷
    ケガがきっかけでアーチを支える骨・関節・靭帯に損傷が起きる
  • その他
    神経病や神経麻痺、腫瘍などの原因によっておこるもの

に大きく分けられますが今回は、ほとんどの『扁平足』の原因にあたる

  • ケガや大きな病気をきっかけに起こったもの以外の
    『扁平足』
  • 筋肉の機能不全による
    『後脛骨筋機能不全(PTTD)』

を中心に取り上げていきたいと思います。

足は、歩き始めてからずっと体重の負担を受け止め、歩く推進力を生み出す作業をひたすら繰り返していますのでどなたでも扁平足になってしまいがちでその典型的な形は、

  • 後足部 回内後足部回内
  • 縦アーチの低下アーチの低下
  • 足部 外転足部外転

という状態になっていきがちですが、わかりやすく解釈すると 
『重心が下がって、がに股で足先が外に向きながら歩いている負担の結果』
起こっていると考えられ、そのような歩き方が思い当たる方は自分の歩き方を改善する必要がありますね。

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扁平足に関係の深い筋肉の後脛骨筋とは

では、扁平足の原因として挙げられている
『後脛骨筋機能不全 PTTD:posterior tibial tendon dysfunction』
について考えていきましょう!

まず最初に
『後脛骨筋(こうけいこつきん):posterior tibial muscle』
からみていきます。

この筋肉は

  • 脛骨・腓骨の後ろ面から
  • 舟状骨、全楔状骨、立法骨、第二~第五中足骨

に付いています。

後脛骨筋は、主に足首の

  • 底屈・内反底屈足首を下に向けて動かして(底屈:ていくつ)内反足の内側に足先が向いてくる(内反:ないはん)

の動きをしますが、他には

  • 足の縦アーチが下がらないように引き上げる
    歩いて踵が床から離れて蹴り足になっていくときに、アーチを作っている関節を固定して強くし、足先を内側に向けることで蹴り足がしっかり蹴れるようにする

という大切な働きがあります。

 

後脛骨筋機能不全とは

『後脛骨筋機能不全』とは、この後脛骨筋がうまく働かなくなることを指してその理由には、

  • 筋肉の走行がまっすぐでなく、内くるぶしから急カーブすることで負担がかかりやすい
  • 血行のない部分が存在する(傷めると修復されない)
  • 肥満傾向の人の体重を支えきれない

などで負担が大きく機能が失われていくと言われています。

 

扁平足障害(後脛骨筋機能不全)の症状

扁平足障害(後脛骨筋機能不全)で起こる主な症状は、

  • 足の疲れやすさ(筋肉疲労)
  • 立ったり歩いたりすると出る足の痛み

で足のアーチという構造が壊れて(破綻)起きている症状なので、

  • 何日間休めば
  • 湿布や痛み止めを飲めば
  • 注射をすれば

とかで簡単に治るものではありません。

起きてしまうとかなり対処が大変になりますので、できるだけ早期に対処して予防に努めることが大切です。

「足の裏が痛い、歩くと疲れる原因の『扁平足(ベタ足)』の評価は」を最後までお読みいただきありがとうございます。

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