『湿布』の効果や貼る時間、種類などの素朴な疑問をわかりやすく解説!

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湿布アイキャッチ 「湿布を貼ろうと思ってるけど、温シップと冷シップどっちがいい?」

「湿布の色の違いって何?」

「湿布の貼るタイミングと効果が知りたい」

欧米人にはまったく人気がないのに日本人には絶大な人気のある『湿布(シップ)』は私たちにとってはすごく身近なものですがよくよく考えてみると

「ずっと貼ってて大丈夫なのかな?目安の時間ってあるんだろうか?」 
などの素朴な疑問があれこれ出てくる瞬間があります。

それだけ身近過ぎてわかっているようでわかってなかった素朴な質問はよく聞きます。それをみなさんにも知っていただいてよりよい『湿布(シップ)』の使い方を知っていただければと思います。

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とにかく貼ってしまう湿布の効果って何があるの?

湿布っていろいろな痛みのときに貼ってしまうので使いどころや効果ってわかってるようでわからないものです。

湿布を貼る基本とされている対象は、

  • 捻挫(ねんざ)
    足をグネッたり、手首をねじったりしたとき
  • 打撲(だぼく)
    転んで肩をぶつけたり、段差ですねを打ちつけたりしたようなとき
  • 関節炎
    痛風発作や膝の関節が腫れて、熱をもっているようなとき

など、 身体の表面あたりが痛いときには万能薬のような活躍をみせてくれます。中には、『風邪でのどが痛い』ときに湿布を巻き付けている方もいたくらいです。
これを聞いたときにはさすがにビックリしましたし、やめましょうとアドバイスしました。
のどに湿布

湿布の主な効果は、 『炎症をおさえ、痛みを鎮める(消炎鎮痛)』 です。

  • 赤くなる『発赤 (ほっせき)』
  • 熱をもつ『熱感 (ねっかん)』
  • はれる『腫脹 (しゅちょう)』
  • 痛みがでる『疼痛 (とうつう)』

などの炎症によって起こる症状を治めてくれます。

「とにかく痛いのをなんとかしたい!」
という思いにこたえてくれるためいろいろなシーンで広く使われます。

 

湿布と痛み止めの違いはどこにある?

ところで、お国が変わってアメリカなどではどうかと言うと、日本人のように湿布を使うことは少なくて同じような状況で痛みを和らげたいときには『飲み薬(痛み止め)』を飲むようです。

痛みを止める目的は変わりませんので飲み薬をパッと飲んだほうが手っ取り早いという考え方のようです。

湿布は英語で言うと

  • a wet compress
    →『湿った布(包帯)』
  • a poultice
    →『湿布』

などです。

日本でなぜ湿布が好んで使われるのかその理由を考えてみますと

  • 膏薬(こうやく)・湿布を含めた『貼り薬』の文化が昔からあった
  • 欧米人に比べて飲み薬に抵抗がある人が多い
  • 飲み薬の副作用が出ることを気にする

傾向があるようです。

『湿布』と『痛み止め』は、基本的な作用はおおよそ同じと思って構いません。血管内に薬効成分が浸透して全身に作用が起こることも同じですが、

  • 湿布
    →貼った部分を中心に作用する、血中濃度は飲み薬よりかなり少ない
  • 飲み薬
    →全身に作用する、血中濃度は湿布より高い こと

から、捻挫や打撲など部分的な痛みには、湿布の方が向いていると考えられます。

ただし、注意していただきたいのは年配の方で
「あちこち痛いから毎日、10枚以上貼っている」
という話を聞くこともあります。

いくら『湿布』は血中濃度が低く、内蔵に負担がかかりにくいとはいえ枚数が多すぎると副作用も心配になってきます。

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湿布には種類がいろいろある

湿布はいろいろなタイプが様々なメーカーから出されていますが、それは大きく2種類に分類できます。

湿布効果1

  1. 昔から使われている白くてスーッとする湿布(パップ剤)
  2. 茶色くて薄いテーピングテープのような湿布(プラスター剤)

です。

最近は、プラスター剤でも白色があったりしますが、おおまかにはこのように分かれています。

パップ剤のヒヤッとするのに冷やす効果はない

どこかしら傷めているときは、炎症が起きていて熱っぽくなりがちです。捻挫などをしたときの『応急処置』として熱をとるために氷水などで冷やしたりします。

  • 風邪をひいたときにおでこを冷やす
  • 捻挫などで関節が腫れているときに冷やす

など熱を持っているときに冷やすと気持ちいいのは経験されていると思います。

昔からの白い『パップ剤』は、少し厚みがあって「グニュグニュ」してます。
貼ると「スーッ」と冷たい感じがします。

そこで、冷シップの「グニュグニュ」したものは特につけたときに「ヒヤッと」冷えます。

それは、表面にある水分と『メントール』という「スースー」感じる成分が含まれているため、ずっと冷えている感覚が続きます。

実際、冷たい感覚がありますので、 湿布にアイシング(冷却)効果もあると思われる方もいますが実は冷やす効果はほとんどありません。

湿布のつけはじめは含まれている水分で1℃くらい皮膚の温度が下がりますが『アイシング(冷却)』のような持続した冷却効果はありません。

冷えた感覚はメントールによる冷えた『感覚』であって実際に冷えているわけでありませんが、身体は冷やすことを求めているので冷シップを貼ると気持ちいい感覚がありますので、冷シップを貼ること自体が間違っているというわけではありません。

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プラスター剤(テープ剤)はかぶれやすい?

冷シップでない薄っぺらで茶色のテープ剤は、

  • 茶色くて肌の色に近いため目立ちにくい
    湿布1
  • 薄くてぴったり貼りつくためにはがれにくい
  • 伸び縮みがしっかりあるため、関節など良く動くところにつけやすい
    湿布3
    パップ剤だと肘を曲げたらはがれてきちゃいますよ。
  • 有効成分が多く長時間貼っていられるように作られているものもある

など、すごくいいところばかりです。

一方でよく聞く欠点としては

  • 白い湿布よりかぶれやすい(という意見があります)
  • 「スーッと」するのが弱いから効いている気がしない
  • 粘着力が高いため、はがす時にちょっと痛い

というのがあります。

後半ではこのような湿布の違いについて

  • 『温シップ』や『冷シップ』の違い
  • 湿布を貼る時間

などを紹介してさらに湿布のことをよく知っていただきたいと思います。

「『湿布』の効果や貼る時間、種類などの素朴な疑問をわかりやすく解説!」を最後までお読みいただきありがとうございます。


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20 Responses to “『湿布』の効果や貼る時間、種類などの素朴な疑問をわかりやすく解説!”

  1. 匿名 より:

    疑問に答えて、いない。

    • tomokazu より:

      当サイトをご覧いただき率直なご意見ありがとうございます。

      今回いただいたご意見を鑑みてよりわかりやすいサイト運営をしていければと考えます。

  2. 有岡大貴 より:

    首を寝違えてしまいました

    シップききますか?
    効くとしたら、いつ頃痛みが治まりますか

    • tomokazu より:

      当サイトをご覧いただきありがとうございます。

      『湿布』は痛みを抑える効果はあります。
      ただし、首は貼りにくいしかぶれやすいのであまりおすすめできません。

      寝違え自体がだいたい3日前後で治まるのが一般的で、『湿布』は痛みは和らげてくれますがそれをしたから早く治るというものではありません。

  3. 匿名 より:

    湿布の効果の所、疼痛 (とうつう)が疼痛 (とううつ)になってますよ

    • tomokazu より:

      当サイトをごらんいただき貴重なご指摘ありがとうございます。

      すぐに修正させていただきました。

  4. 匿名 より:

    発熱により脇の下に腫れと痛みを伴います。推奨できる市販湿布を教えてください。

    • tomokazu より:

      当サイトをごらんいただきありがとうございます。

      ボルタレンテープなどはいかがでしょうか?
      ボルタレン製剤は、強い効果がありますのでその湿布であれば他のものと比べても効果が期待できると思います。

  5. 匿名 より:

    胸に張ったんですが良いですか? シップ貼って寝る前にこのサイト見ました。12時ですが3~4時に起きて剥がす必要はないですよね?湿布にシワができましたいいんですか?

    中1ですがいろいろごめんなさいなるべく早急にお願いします

    • tomokazu より:

      サイトをごらんいただきありがとうございます。

      剥がす必要ありませんよ

      ただ、胸はかぶれが他よりは出やすいのでかゆくなったらすぐ外してくださいませ

  6. 匿名 より:

    効果時間は、よく聞くのですが、どれ位で、効きはじめるのか、分かりません。貼ってすぐ効きはじめるのでしょうか?知っていらっしゃいましたら、教えてください。宜しくお願い致します。

    • tomokazu より:

      当サイトをご覧いただきありがとうございます。

      以前有効成分の血中濃度のグラフをみましたが、貼ってすぐから上がっていき、約4時間のところでピークを示しそこからゆるやかに下がっていきます。
      その参照するグラフが見つけられなかったので記事には載せられていません。
      もちろん薬剤によって少し差があると思いますがおおよそすぐに効いて、4時間くらい経過時にそのピークがくると思っていただいたらいいと思います。

  7. 匿名 より:

    足首に湿疹があります。
    それにパップ剤は効きますか?

    • tomokazu より:

      当サイトをご覧いただきありがとうございます

      効果は期待できないでしょう。

  8. りほ より:

    足の関節
    を強く打ってしまいました。

    • tomokazu より:

      当サイトをご覧いただきありがとうございます

      歩けるくらいであれば打撲をまず疑って、安静や湿布などとあとは時間経過にそって自然に治るものと思われます。
      数日経過みてみられて歩行に支障があるくらい痛みが続くなら病院を受診されたらよいかと考えます。

  9. hiroto より:

    テニス部です。腰が痛いのですが部活中に湿布を貼っているのと寝ている時に貼るのはどちらがいいですか?

    • tomokazu より:

      当サイトをご覧いただきありがとうございます

      運動時で汗をかくとかぶれやすくなるかもしれませんがそれがないようなら、どちらで貼っても効果はあります

      肌かぶれに注意しながら、ご自分が痛みを和らげたいときに貼られるとよいでしょう

  10. hiroto より:

    テニス部です。腰が痛いのですが、部活中に湿布を貼るのと寝ている時に貼るのはどちらがいいですか?

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