肩の痛みのセルフチェック 結果4
今回の症状からは、スポーツによる酷使が原因で
『肩関節インピンジメント症候群』
が起こっている可能性を考えます。
『インピンジメント症候群』は
- 肩をよく使うスポーツをされている人に起こる
- スポーツ時に痛みは起こるが日常生活ではまったく問題がない
などが特徴として挙げられます。
肩の筋肉などの組織が、運動に伴ってドアの隙間に指を挟むようなイメージの挟み込みを起こしてしまう状態を言います。
『インピンジメント症候群』について詳しくご覧になりたい方はこちらをご覧ください。
「野球やスポーツで肩が痛い!よくわかるインピンジメント症候群とは?」
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おすすめの対応
これらの場合、原則的はスポーツ休止による患部安静を行うことが必要です。
ただ、スポーツの特定の動きで痛みが出るようであれば、その動きを部分的にしないように心がけるという対処でもよいと考えられます。
『肩関節インピンジメント症候群』は、スポーツの動きをしているときに一時的に組織を挟み込むことで症状が起きているため、
- 筋肉
- 関節
- 軟骨
などが明らかに傷んでいるわけではないことが多いです。
どこかの組織が傷んでいる場合であれば、日にち薬的な自然治癒を期待できますが、今回の症状はただ安静にしているだけで改善してくれないことが多いです。
そこで、肩まわりの筋肉について
- 筋力トレーニング
- ストレッチング
- コンディショニング体操
などを積極的に行っていかれる必要があります。
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「病院にすぐ行ったほうがいいの?」
という疑問に関しては、病院で特別な治療をしたり、手術をいきなりしたりということはまずありません。
基本的にはスポーツ休止、局所安静による治癒をみていくかたちになりますので病院へはすぐにいかないといけないということはありません。
「何か他の病態がある可能性が捨てきれないからそこをはっきりさせたい」
と思われる方は、1度病院に行かれることをおすすめします。
自分でもう少し詳しく調べるには
インターネットを使ってもう少し自分の状態にあった内容を調べたい場合には、
- 肩関節インピンジメント症候群
- 肩 スポーツ障害
などを『検索語句』で調べてみられて、内容がご自分に当てはまるかみてみられてはいかがでしょうか。