膝の痛みのセルフチェック 結果9
今回の症状は、スポーツによる膝への負担によって起こっているのではないかと考えられているところからも、『スポーツ障害』の可能性をまず考えられるのが良いでしょう。
膝のお皿と高さが近いところに『膝関節』があります。
その膝関節の中には、膝関節を機能的に動かすためのサポートをしている『半月板』があって
- ジャンプの着地
- 急激に進行方向を変えたり(ターンなど)
するというスポーツで必要な動作をするときに負担がかかり、時には損傷することもあります。
まずは、その『半月板が傷んでいないか』その可能性を疑う必要があります。
あと、少し近い場所で膝関節よりやや下に位置する場所が痛む
『鵞足炎(がそくえん)』
という疾患もありますが、痛みの場所がこの両者ではややずれますのでそこを確認していただければ見分けることができます。
『鵞足炎』について詳しく知りたいと思われた方はこちらをご覧ください。
「スポーツで膝の内側が痛いランナー膝『鵞足炎』の原因や症状とは!」
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おすすめの対応
原則はスポーツ休止をおすすめします。
『半月板損傷』であった場合、その損傷の仕方によっては手術療法で
- 切れた半月板を縫い合わせる
- 切れた半月板を部分切除
などする必要がでてくるものもありますが、そのまま自然治癒で治ることもしばしばあります。
そのため、まずは
- スポーツ休止(もしくは部分休止)
- テーピング、サポーター、フォーム矯正、膝のケアの運動療法などのセルフケア
を始めておかれることをおすすめします。
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病院で特別な治療をしたり、手術をいきなりしたりということはまずありません。
『半月板損傷』があったとしてもまずは安静・スポーツ休止などで経過をみることになります。
そのため、病院へはすぐにいかないといけないということはありません。
「半月板を本当に損傷しているのかきちんと知っておきたい」
と思われる方は病院を受診して病態をはっきりさせておくことをお勧めします。
自分でもう少し詳しく調べるには
インターネットを使ってもう少し自分の状態にあった内容を調べたい場合には、
- 半月板損傷
- 鵞足炎(がそくえん)
を『検索語句』で調べてみられて内容を確認し、ご自身の症状と一致するかみてみられてはいかがでしょうか。