内ももを引き締めるために知るべき勝手にゆるんでしまう原因とは
「内もものの引き締まりが最近なくなってきて・・」
と内ももの筋肉がゆるんだり脂肪がついてくるのが気になってしまいます。
内ももの締まりがなくなってたるんできてしまう原因を調べてみると、
『内ももの筋肉の内転筋の筋力低下』
があると一般的には言われています。
そこで、内ももの筋トレやストレッチなどの
『内もも痩せのエクササイズ』
をやってみるというのもいいのですが、筋トレをただするだけでは実はうまく効果は出てきません。
他には、O脚や加齢、骨盤のゆがみとか、女性だからなど言われていますが、こんなことが原因だと言われてしまったら
「それじゃ、どうしようもないってこと?」
って思ってしまいそうです。
これらは、『内ももの筋肉がゆるんでいる原因』といって間違いはありませんが、筋肉が弱っていることを知っても何も解決しません。
1番大切なのは、 『筋肉が落ちるようなことになってしまったそもそもの原因』 を知ってその原因をなくしていくことで改善させることです。
それこそが本当の原因ですがそこに触れられていることはあまりありません。
今回は、その原因をきっちり知って『内もも痩せ』をきっちり実現できるようになれる身体づくりをしたい方に、内ももがゆるんでしまう原因としての悪習慣とその改善方法を紹介します。
内ももがたるむ知ってるようで実は知らない原因って?
内ももの筋肉が弱っていることが締まりのない内ももにしてしまっていることは間違いありません。
その原因に『O脚』などがあることも確かにそうです。
ただ、そうなってしまう根本の原因はどこにあるのか、その3大ポイントを紹介し実際に内ももの緊張の変化を感じていただきたいと思います。
1.お腹をつき出す立ち方
まずは、その『立ち方』に大きな問題があります。
立っているときの自分の姿勢をなんとなく感じてみてください。
- まっすぐに立っている
- お腹が前に出る(骨盤 前方移動)、
もしくは身体が後ろに下がる(スウェイバック姿勢)
この2のような立ち癖になられてはいませんか?この立ち方は女性に多い特徴的な立ち方で
- 内もものゆるみ(O脚)
- おしりが下がる
- ぽっこり下腹
などを作ってしまいやすいものです。
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この立ち方になってしまうと内ももの引き締まりがなくなってしまいますがそれを実感していきたいと思います。
- 仰向けに寝て膝を三角に立てます。
このとき、足幅は腰幅が目安です。
- このとき、内ももを押さえて内転筋の硬さ(緊張)を感じてください。
ついでに、下腹とお尻も指で押してみておかれてもいいでしょう。 - できましたら、お腹を床に向かって凹めていきます。
そのときどこに筋肉が緊張しているか感じていきましょう。 - わかりにくければ、お腹を凹ませたときに指で内ももやお腹などを抑えてみてもよいでしょう。
このお腹を凹めるときに使う『腹横筋』が使えていると
- おなかは凹んでお腹が引き締まり(ぽっこり下腹の改善)
- お尻の穴周辺がキュッと締まる(骨盤底筋の緊張)
- 内ももの内転筋に緊張が少し走る
などが連動しておこります。
この『腹横筋』をきちっと使うようにお腹を凹ませられれば、先ほどの姿勢が改善されて常に
- 内もも
- お尻
- おなか
が引き締まります。
特に『骨盤底筋』『腹横筋』はしっかり使うと引き締まり効果が高いのに
「お腹がパキパキに割れて、お尻がカッチカチになることはない」
という優れた作用があります。
2.背筋が伸びていない
骨盤をつき出す姿勢もそうですが、全体的に背筋が伸びるときにも先ほどの筋肉は使われますので、先ほどのと合わせると相乗効果が見られます。
まずは、この立ち方が本当に内ももに大きな影響を出しているの確認していきます。
- 自然に立ちます。
もし、わかりやすく感じたい方は、先ほどの悪い姿勢を少しオーバーにやってみてもいいでしょう。
- このときの、内もも(や下腹・お尻)を押さえて筋肉の張り(緊張)を感じてください。
- 背筋を伸ばしてみて先ほど触ったところの筋肉が緊張しているか確認してみましょう。
カチカチに硬くなるわけではなくて、触っているところから奥の方がジワッと緊張する程度です。
この小さい緊張でも長時間続けることで
- 筋トレやストレッチの効果を持続させる
- たるみを悪化させない
効果がしっかり得られます。
3.椅子の座り方・歩き方
最後に、普段の生活で是非とも気を付けておきたいことを確認します。
このちょっとしたところを変えることをすることで
- O脚の予防・改善
- 内ももの筋肉が落ちにくい
根本的な内もも引き締めのための身体の準備ができることになります。
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<椅子に座るときの注意するべきポイント>
- 浅く腰掛けて
- 足はそろえて
- 背筋は伸ばす
です。
逆に
- 深く腰掛けて
- 足は開いて
- 猫背になる
をすると、内ももの筋肉はまったくはたらいてくれなくなります。
<歩くときの注意するべきポイント>
- 足の横幅は少し狭く
- 一歩の歩幅はいつもより広く
- 後ろの蹴り足を意識する
が大切です。
逆の
- 足の横幅を開いて
- ちょこちょこ歩いて
- 足を前に出す方を意識する
すると、内ももはしっかり引き締まった状態を作れなくなります。
おわりに
「内もも痩せをなんとか実現したいときは、エクササイズをするのが1番いいのかな?」
とやる気が出てきている方は、まず今回のことをしっかり意識していくことから始めてください。
このポイントをきちんと意識することが、
『内ももがたるんでしまう真の原因を解消』
することにつながりますので、この後に更に筋トレやストレッチを組み合わせれば、望んでいる効果がきちんと手に入ってきます。
お身体に関するお悩み解消にお役に立てる情報が提供できていますと幸いです。
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