腹筋をしてもウエストがなかなか細くならない原因に気付いて解消!
「ウエストを引き締めたいと思っているけど、効果がきちんとでるようにしたい」
お腹まわりの脂肪がつく場所でも特に気になるのが
- ぽっこり下腹
- ウエストのくびれがなくなる
といったものです。
お腹の上側より、下や横にいつの間にか脂肪が乗っていることに気づいてビックリして、食事を変えたりして体重が落ちても、いったんついた脂肪は残ってしまいがち。
「筋トレして筋肉をつければ引き締まってくるだろう」
と思って、体操や筋トレをしても構いませんが、する前に絶対に外せないお腹痩せの効果が格段に上げるアプローチがありますので筋トレやストレッチと一緒に行うことをお勧めします。
そのためには、お腹に脂肪がつきやすい理由と脂肪をつけにくくするポイントを知ることが大切です。
お腹に脂肪がつきやすいのは?
お腹の奥には大切な内臓がゴロゴロ入っています。
胸は肋骨(胸郭)できちんと守られていて、進化の過程の途中まではお腹の方まで肋骨はあったそうですが、進化していく中で、
「もっと、自由に動かないと他の動物に食べられてしまうし、食料にありつけない・・」
となって、動きやすくなるためにお腹まわりは骨でカバーされなくなったようです。
骨でカバーできなくなった代わりに、大事な内臓を守るため
- 分厚い腹筋
- クッションや保温などに向いている脂肪
が張りついてくれていることから 『お腹に脂肪がつきやすい』 のは、身体を守るためなので脂肪がつきやすいのも多少は仕方ありません。
お腹に更に余計に脂肪が乗ってしまう見過ごせない理由
ある程度身体を守るために脂肪がつくのは仕方ありませんが 一緒に保護している筋肉がサボったら筋肉の代わりに脂肪が内臓を守らないといけませんので、必要以上に脂肪が乗りやすくなってきます。
お腹痩せには 『筋肉を鍛え直すことが必要』 なことがわかりましたが筋トレだけではそうやすやすとお腹は引き締まりません。
筋トレをすることは大切ですが、激しく筋肉を使っているのは1日のうちの10分あるかないかでそれ以外の23時間50分は今までと何も変わりません。
そこで、大切なポイントが
『筋トレしている時間以外でいかに腹筋をきちんと緊張させていられるか』
です。
今までよりもほんの少しでも腹筋が働いてくれれば残りの23時間が、ちりも積もって効果が出てきます。
お腹引き締めの主役の腹横筋を感じてみよう
この普段腹筋をの緊張をきちんと高める方法を紹介しますので実際にやってみて実感していただければと思います。
- 気になるウエスト部分に指をあてて少し奥まで押し込み筋肉の硬さを確認します。
- ぽっこり下腹のところも同じように指をあてて少し押し込んで硬さを感じてください。
- 指は押さえたまま、お腹を凹ませてみてください。
- このときお腹の奥が硬くなったのを感じられたと思います。
スポンサーリンク
次は同じ要領で2ヵ所を指で押さえて順番に確認していきます。
- 指で押さえたまま、反対の腕を頭上に上げてそのまま肋骨を上に引きあげる意識で背伸びをします。
- ウエストのところと、下腹のところが硬くなって凹んでいくことが感じられたと思います。
これで感じたのは、『腹横筋:ふくおうきん』と呼ばれるお腹の奥にある筋肉の緊張です。
この筋肉がしっかり働いてくれると、それだけでお腹が引き締まってくれます。
腹横筋が正しく緊張していられるようにするためには
『腹横筋』は、コアトレーニングなどでターゲットにされる筋肉で、一般的なお腹引き締めのエクササイズなどでされる腹筋では主役として働くことはなく、もっと表面の
- 腹直筋
- 内腹斜筋
- 外腹斜筋
などをメインに鍛えます。
これらはもちろん必要ですが、さらに引き締まったお腹を作るためにはこの『腹横筋』をきちんと鍛えることが大切なので腹横筋を緊張させると本当に引き締め効果が高まるのか?試してみましょう。
スポンサーリンク
- 最初にウエストのサイズをメジャーで測っておきます。
メジャーのない方は、
・鏡で立ち姿をみる、
・実際に手でウエストをつかむ
でも良いですが、数値でみる方がわかりますのでできればメジャーをご用意ください。 - 立った状態でお腹を凹ませて肋骨を上に引きあげて背伸びをします。
それに合わせて両腕を天井まで伸ばします。
- これを5秒保つのを3回繰り返します。
- 次に片足を一歩前に出すのに合わせてバンザイをします。
- このとき、お腹を凹め、鎖骨を前に出すようにして
少し勢いをつけて10回します。 - 足を左右かえてあと10回します。
この後に、ウエストを再計測してみてください。『腹横筋』を刺激した効果が数値できちんと出ますし、多い人だとたったこれだけで数cmウエストがサイズダウンします。
お腹痩せにはただ筋トレをするのではなくて 腹横筋を活かした体操をする ことが重要なのです。
この『腹横筋』の鍛え方は、
- おなかを自分で凹ませる
- 背伸びをする
時に強く使われます。
腹横筋の強化は姿勢を正していくことにつながる
この『腹横筋』は、ウエストを引き締める役割もありますが、正しい姿勢を作るためになくてはならない筋肉でもあります。
しっかりと背筋を伸ばすことで、正しい姿勢を作っていくことが関係ないようですごく重要なことです。
いくら、ダイエットしても筋トレをしても
- ポッコリ下腹がとれない
- ウエストにくびれがでない
という方は、猫背を代表とした悪い姿勢の方が多いです。
ここにきちんと気づいてエクササイズをしないと効果的なお腹痩せは実現できません。
おわりに
お腹痩せは、どなたでも実現したことだと思います。
ただ、内臓を本来守る役目もありますので、お腹には脂肪がつきやすのでなかなか落ちにくいのも確かです。
だからこそ、ただ筋トレやストレッチ・体操だけをやってもダメなんです。
しっかりと筋肉をつける必要はありますが、それ以上に 『普段から腹筋をしっかり使って内臓を守れる環境=背筋を伸ばした正しい姿勢』 を作ってあげることが大切です。
その重要な役目に『腹横筋』が関わっています。
この筋肉を活かすために、しっかりと背筋を伸ばした生活やコアトレは欠かせません。
『コアトレ』をしてみたいと思われた方はこちらをごらんください。
「地味だから簡単と甘くみないで体幹を鍛える効果を高める方法とは」
お身体に関するお悩み解消にお役に立てる情報が提供できていますと幸いです。
「自分の身体について直接相談したい」
「実際に自分にあったエクササイズを指導してほしい」
と思われた方は、こちらで直接診せていただくこともできます。
お問合せお待ちしております