長時間あぐらで座っていられるようになるための身体づくり

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「長い時間じっと座っていられない」
普段の生活をみてみるといろいろな場面で長い時間続けて座り続けるようなことがおこります。

学校の授業や仕事・会議や法事や葬式など、動きたくなっても自由に動くことが許されない雰囲気になっています。

それでも同じ姿勢で座っているのがしんどいのであれこれ身体をクネクネ動かしてしまいがちです。

そういう方はそもそも座り姿勢が悪くて、じっと座っている方の方がいい姿勢で自分がやったらすぐにできなくなります。

「どうやってあぁいう人はいい姿勢で座っていられるんだろう・・」
「自分は座り姿勢も悪い、じっと座っていられないし」
と、きれいに座れている人をうらやましく思ってしまいます。

これがただ座り姿勢の見栄えだけならそのまま我慢していてもいいかもしれませんが、実はじっと座れている人の方が疲れにくいのです。

長時間座った後には、じっと座れない人ほど余計な疲れが溜まってしまっています。

「余計に疲れるし見た目も悪いなんて最悪!なんとかきちんと座れるようになりたい!」
と思われるかもしれませんね。

そこで、今回は長時間じっときれいに座れるためにしなければいけないことを紹介していきたいと思います。

 

基本的にしなければいけないこと

長時間座れるような身体をつくるために1番しなくてはいけないのは『猫背などの姿勢の悪さ』を解消することです。

ただし、猫背による肩こりや背中のこりを解消する目的であれば猫背解消体操やストレッチを行うだけでかなり効果が得られます。

これらのエクササイズをあらかじめしておくことは大切ですが、長時間の座り姿勢ができるようになるには丸くなっている背中を反らせるだけでは足りません。

もっと大切なのが、
『重力で押しつぶされている身体を引きあげ続けられる筋力を養う』
ことです。

その点もきちんと考慮に入れたエクササイズを今回は紹介していきます。

  1. あぐらなどで座っておきます。
    下腹をしっかり凹ませてからできる限り胸・背中を天井方向に引きあげていきます。

    「これ以上は背伸びできない!!」というところまでいきます。
  2. その背伸び状態を保ったまま身体を少し前に傾けていき斜め上に背伸びを続けます。
  3. 背伸びのまま鎖骨を前に頭を斜め後ろに引きあげていきます。
  4. 10~20秒引きあげ続けてから緩めます。
  5. 5~10回くらいを目安におこなってください。

実践すればするほど終わった後にきれいな姿勢を保ちやすくなります。

次に骨盤を立てるためのストレッチを行います。

  1. あぐらで座りましょう。
    片側の脚の付け根に手を当ててそこが浮いて来ないように床側に少し押さえつけておきます。
  2. 背筋をしっかり伸ばしてから身体を前に倒していきます。
  3. そのまま少し身体を横に傾けていき、腰から骨盤のところの筋肉がストレッチされるのを感じます。

    柔軟性によって角度に差が出ますが、背中が丸くならない角度で倒せるところまで倒し丸い背中を反らせるように意識します。
  4. 10~15秒続けます。

背中・腰が絶対に丸くならないでむしろ反るくらいの状態で行わないと逆効果になる恐れがあります。

十分に注意して行いましょう。

最後の仕上げとして

  1. 好きな座り方になり、背筋をしっかり限界まで引き上げて伸ばしてください。
  2. そこから下腹をしっかり凹ませて10~15秒保つように意識します。

これを10回程度練習します。

しっかり意識しておかないとすぐにお腹がゆるんでしまいますので、やるときは集中しておこないましょう。



 

骨盤がきちんと立つかが座り姿勢を作る上では1番のカギ

長く座れない方は猫背が原因で座れないことは確かです。

しかし、その背中だけを反らせてリセットしても長く座れるようにはなりません。

長く座るための最大のポイントは『骨盤がまっすぐ立っている状態をつくれるか?』にかかっています。

これができてなければいくら背中を反らせてもすぐに元に戻ってしまいます。

その骨盤を立てるために必要なのが

  • 骨盤の筋肉の柔軟性
  • 下腹の筋力

の両方をきちんと養うことです。

これができれば自然に座っていることに余計な筋力が要らなくなってくるのがわかり
「こんなに楽に座ることができるんだぁ~」
と実感していただけることでしょう。

 

座る姿勢とは訓練が必要な動作

誰でも何気なく床や椅子に座った姿勢で長くいることの多い生活をしていますが、実はこれは自然なことではありません。

ちょっと座るくらいは自然でもそんな姿勢を続けることなんて他の動物は絶対しません。
(そもそもじっと同じところにいるというようなことをあまりしません)

そのため、

  • じっとひとつの姿勢を保ち続けること
  • 座るという体勢をつくること

これは技能とも言ってよくて、誰もが勝手にできるようになるものではありません。

成り立たせるにはきちんと訓練しておかないとほとんどの方はうまく座れるようにはなりません。

これは女性がヒールを履くというようなことにも言えます。

女性がヒールを履いて歩くときに、ヒールでの歩き方をきちんと訓練したなんていう方は、モデルなどの職業の方くらいのものでほとんどの方は何もせず履きながら慣らしていきます。

そんなんだとうまく適応できない人は、歩き方がきれいでなくて歩き疲れたり、外反母趾になったりして嫌な思いをずっとしないといけなくなります。

 

おわりに

個人的なことですが、以前瞑想に行ってきました。

そこでは1日12時間座りっぱなしで10時間はじっと瞑想状態になります。

瞑想では心を鎮めて自分の身体の状態をじっくり観察していくことが求められるのですが、きちんと座れないとその座っているしんどさが邪念となって意識の集中を妨げます。

これではせっかくの瞑想で得られる効果も半減だなって思いました。

瞑想がどうこうの前にじっと座っていられない、というのは男性や外国人の方に多くいらっしゃり、中にはそれが原因だと思われますが途中でドロップアウトされた方も数名いました。

そこで、瞑想だけでなくじっと座りながらいろいろなことに集中したいのにできないという不利益を被っている方はたくさんいるんじゃないかと思い今回の記事を書きました。

真剣に練習すれば1ヵ月もあればかなりのレベルに達することができるでしょう。

それでみなさんの本来の目的がうまく達成していかれる基礎作りのお手伝いになったなら幸いです。

当サイトの記事をお読みいただきありがとうございます。
お身体に関するお悩み解消にお役に立てる情報が提供できていますと幸いです。

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