足の裏がすぐ疲れる、ひどいと痛くなるのを楽にする簡単セルフケア方法は

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「最近たくさん歩いているわけでもないのに足の裏がすぐ疲れる気がする」

仕事などで1日立ちっぱなしであったり、歩く時間が長かったりすると1日の終わりに「足が疲れたな」と感じることはごく自然なことでしょう。

しかし、普段から他の人に比べてたくさん足に負担がかかることをしていないはずなのに、他の人以上に疲れやすい気がするという方は
「自分の身体だけ何かおかしいんじゃないか?」
と気になるかもしれません。

そういった方は、他の人と同じように過ごしても足裏に疲れが溜まりやすいのかもしれません。

足裏がちょっと疲れるくらいならまだ我慢できるかもしれませんが、ひどくなってくると

  • 足裏が痛くて立っていられない
  • 膝や腰まで痛くなってきた
  • 全身が疲れやすくなった

など足裏だけで済まないようなことにもなりかねません。

そこで、足裏の疲れを早く解消する方法や足が疲れやすい身体のバランスになっていないかチェックする方法も紹介していきます。

これらを知っていただくことで、足の裏が疲れやすい今のご自分を変えて快適な日々をお過ごしいただければと考えます。

 

足裏の疲れ次の日に残さないようにすっきり解消する方法とは

足裏が疲れたときの対策と言えばなんとなく

  • 足裏を自分で揉んだり
  • 足つぼグッズでほぐしたり

するのをイメージされるかもしれません。

足裏の疲れが溜まっている筋肉をほぐしてくれるので、やっていただくことはプラスになりますがこれだけ終わると効果が長続きしません。

これらの足裏を直接ほぐす方法は最後にとっておいてまず実践していただきたいことがあります

1.正座ストレッチ

足の甲から足首の前面の筋肉をストレッチでゆるめていきます。

足裏が疲れる方はこのあたりが硬くなっていて、その影響でより足裏が疲れやすくなっていることも考えられます。

  1. 正座になって両手を後ろについて膝を軽く床から浮かせるようにしましょう。

  2. 足の角度を少し変えながら1回あたり10~20秒程度を数回おこなうとよいでしょう。

2.しゃがみこみストレッチ

次は、足首のいわゆるアキレス腱のストレッチをします。

  1. 正座から片側の膝を立てて、踵をお尻側に引き寄せます。
  2. お腹で太ももを押すようにして身体を前に倒していきましょう。
  3. 10~20秒程度を左右交互に数回行ってみましょう。

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3.足指まわし

次は、楽に座って足の指(趾)をつかんでほぐしていきます。

  1. 足指をつかんで

    円を描くように動かしていきます。

    特に足裏側にはしっかり動かすように意識しましょう。
  2. 足指に手を入れて

    足首をほぐすのも効果的です。

4.足首まわし

次は、足首の動きを柔らかく作っていくことで、動かしながら足まわりの筋肉をゆるめていきます。

  1. 足を投げ出して座ります。
  2. 足の指先が遠くに離れていくイメージで足の甲を伸ばします。
  3. 次に踵が遠くに押し出されていくイメージでふくらはぎを伸ばします。
  4. 交互にゆっくり続けていくと足首まわりが柔らかく広い範囲で動かせるようになっていきます。
  5. 慣れたら足先で円を描くように動かしていきます。

この一連の動きを仰向けに寝て足全体を天井に向けて行うとより効果的でしょう。

これらをするだけで、直接触っていないはずの足裏の筋肉のツッパリ感・疲労感が楽になってきていませんか?

カチコチになっている筋肉を力技でほぐすのもありですが、カチコチになってしまっている原因を一つ一つ取り除いていってあげれば、自然に固まる必要がなくなってほぐれてきます。

ポイント:足裏の疲れは足首を緩めると効果的にとれやすくなります

 

足の裏がすぐに疲れてしまう方に多い改善の余地ありダメポイントとは!?

同じように生活しているのに、疲れやすいというのは

  • 足裏に余計な負担がかかっている
  • 足裏だけでなく全身の筋肉が過剰に緊張している

ことが大きく関わっています。

そんな身体になっていないチェックする方法を紹介していきます。

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1.足音が大きい

歩いているときの足音についてチェックしてみてください。

素足であればベタベタ足音が大きくなっていないか、女性であればヒールで歩くときにもカツカツ音が他の人に比べて鳴っていないかチェックしてみてください。

そういう方は、身体の重心が下がってしまっていて、足の着地での衝撃が強くなりがちです。

すると、1回1回の足裏の筋肉の緊張も高まってしまうことで必要以上に疲れやすくなってしまうことがあります。

2.姿勢が悪い

姿勢が悪いと言ってもいろいろなタイプがありますがその中でも特にチェックしておきたいのが

  • 頭が前に出ている

    これは肩の真ん中と耳の穴の位置を比べて耳の穴が前に出ていればいるほど足は疲れやすくなるとみてください。
  • お腹が前に出ている

    お腹が前にでているのは、体重が多くて出ることもありますが、足の外くるぶしと足の付け根を比べて付け根が前に出ているほどお腹をつき出していると考え、足裏に負担がかかりやすいととらえてください。

この2つです。

扁平足はもちろん足裏が疲れやすくなりますが、上の2つの姿勢の方は足裏のアーチを崩して扁平足になりやすいため扁平足の方はそのような姿勢になっていないかチェックしてみましょう。

3.呼吸が浅い

呼吸が浅い方は姿勢が悪いことにもつながりますし、筋肉の緊張がとれにくい方が多く疲れやすくなります。

呼吸の深さについてはうまく測る指標がありませんので何とも言えませんが、思いっきり深く息を吸い込んだときに

  • もっと息が吸えそうな気がする、もっと吸い込みたいと思っているのにそれ以上吸えない
  • 胸や背中まわりの筋肉が突っ張っている感覚が強い

という方は、深呼吸の習慣が少なく呼吸に関係する筋肉が硬くなってしまっているかもしれません。

4.身体が硬い

ひとつの要素としてみていただきたいのですが、

  • しゃがんだときに踵が床に着かない
  • 前屈で床に手が届かない
  • 開脚でまったく足が開かない

などが重い当たる場合には、身体は硬くなりやすい体質でその硬さが動きの硬さ・疲れの溜まりやすさを招いてしまっていると思っていただいてもよいかもしれません。

ポイント:足裏が疲れやすくにはきちんと理由があるのできちんと原因をみつけて対処しましょう!

 

張り詰めた生活をさけるために取り入れたい生活習慣とは

姿勢が悪くて重心が下がってしまうと足裏にかかる物理的な負担が大きくなってしまいます。

そして、身体がいつも緊張しっぱなしで筋肉がすでにカチコチの方は少し疲れが溜まると筋肉が悲鳴を上げ始めます。

疲れが溜まったときには、紹介させていただいている体操などをおこなうことが効果的ですが、足裏が疲れない身体を作るためにおすすめしたい生活習慣に取り入れられることを紹介していきます。

1.お風呂にゆっくり入る

シャワーを浴びることとあまり変わらないと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、湯船に浸かるのは非常に効果的です。

シャワーは浴びている間立つか座るかで完全にリラックスるできませんが、湯船ではかなり重力から解放されます。

そして、水圧による身体全体のマッサージ効果が非常に高いことがあります。

もちろん、足まわりの筋肉はしっかり水圧と温熱効果でほぐされていきます。

2.2つ以上のことを一気にしない

意外かもしれませんが、2つ以上のことを同時にする習慣を減らすことです。

  • 音楽を聴きながら自転車に乗る
  • 新聞・雑誌・テレビをみながらご飯を食べる
  • お風呂で本を読む

などのことです。

絶対にダメというわけではありませんが、これら一見時短でお得な感じのすることは実は脳への負担が高く仕事などでは効率が逆に悪くなるとも言われています。

ひとつひとつのことを落ち着いて行うということで、日々の生活に余計な緊張を招かないようにすることも大切です。

3.眼を閉じてゆっくり呼吸を感じる

ひとつのこと(用事や仕事)が終わったら、10秒で構いませんので一度そこで目を閉じて呼吸に意識を向けてみましょう。

たったそれだけのことなのに、身体の余分な力がスッと抜けて次のことを落ち着いて行えるようになります。

たった10秒のことでその後にかかる余計な力みを減らす効果が得られます。

4.全身をほぐす体操をする

足が疲れやすい方だから身体を酷使しているかと言えばそうとも限りません。

仕事で立ちっぱなしだ、よく歩くことはある、などであっても全身をいろいろな動かし方で運動させているわけではないことが多いです。

そこで、普段の動きとは違う動きをとったり、なんだかんだで運動不足の方も多いので軽く身体をほぐすストレッチなどの体操を採り入れることをおすすめします。
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こういったことを少しずつでも取り入れられるとそれだけで日々の身体の疲れやすさが大きく変わってきます。

 

おわりに

足裏が疲れやすい方は扁平足など足の形状(個性)によって不利な方も確かにいらっしゃいます。

しかし、それはあくまで1部分の要因であって自分で改善していけることが原因の大半を占めています。
「扁平足で足裏が疲れやすいからなぁ」
と諦めないで、今回紹介させていただいたいことの中から自分が簡単にはじめられそうなことから実践してみられることをおすすめします。

たぶん、実践を通して身体をすごく緊張させっぱなしの生活をしていた自分に気づいていただくことができ、足裏だけでなく全身が疲れにくい身体をつくれるきっかけになるものと考えます。

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