手首の痛みのセルフチェック 結果6
今回の症状からは、
『尺側手根屈筋腱炎』
の可能性について考えておかれるとよいかもしれません。
簡単に言いますと手首の筋肉に負担がかかることで『腱鞘炎』を起こしているということです。
他には、同じようなところに
『三角線維軟骨複合体(TFCC)』
という軟骨があり、それらを傷める『TFCC損傷』があります。
これが多いのはスポーツなどで手首の負担がかかることで傷んでしまう疾患です。
こちらを傷める方も多いので、それらを考えておかれるとよいでしょう!
『TFCC損傷』について詳しく知りたいと思われた方はこちらをご覧ください。
「手首の小指側が痛い!使い過ぎで軟骨が傷む『TFCC損傷』とは」
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おすすめの対応
『尺側手根屈筋腱炎』であった場合は、スポーツなどで手首に負担がかかっていることで起こっていますので、まずはスポーツ休止かできる限り手を休めてあげることが必要です。
これは、『TFCC損傷』であっても同じです。
そのため、痛みが長く続いているという方は、病院を受診し
- 強制的に休ませることのできる『装具』
- 炎症を鎮めるための注射
などの処置を受けられた方がよいかもしれません。
「痛いのをそのままほっておいてたらどうなるの?」
と痛みさえ多少我慢していてそれでいいなら・・と思われる方もいらっしゃると思いますが、たいていの場合は悪化して『痛み』が強くなってしまいます。
『TFCC損傷』が重度であった場合には手術することもあります。
そのため、自分でなんとしてでも良くしたいという方は、『安静』や腕まわりのストレッチなどをされることをおすすめしますし、早期であれば治ることは十分期待できます。
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「診断をきちんとつけられるかどうかではなく、症状をとにかく楽にしたい」
と思われる方は、
- セルフケア
サポーター・テーピングを巻くなど自分でできる対処をする - 治療院へ行く
・治療院
・鍼灸院
・整体、カイロプラクティック
などの症状改善に対してのアプローチを主とする治療をされているところを受診される
ことも良いかもしれません。
「何か他の病態がある可能性が捨てきれないからそこをはっきりさせたい」
と思われる方も1度病院に行かれることをおすすめします。
自分でもう少し詳しく調べるには
インターネットを使ってもう少し自分の状態にあった内容を調べたい場合には、
- TFCC損傷
- 尺側手根屈筋腱炎
などを『検索語句』で調べてみられて、内容がご自分に当てはまるかみてみられてはいかがでしょうか。