肩の痛みのセルフチェック 結果3
今回の症状からは、スポーツによる酷使が原因で『肩関節』に問題が起こっている可能性をまず考えられるのが良いでしょう。
『肩のスポーツ障害』でよくあるものとしては、
- 腱板損傷
これはどんなスポーツでも肩を酷使すれば起こる可能性があります。
肩の筋肉の中でも小さい『腱板』と呼ばれるものが傷んでしまっている状態です。 - 野球肩
日本人で競技人口が多く、腕を使うスポーツのため野球の投球による肩の負担で肩を傷めるスポーツ障害はたくさんあります。 - 水泳肩
水泳で腕を使うことによって起こる肩の障害です。
などが主にあります。
その病態によって、負担がかかっている部分が異なります。
『野球肩』で特に良くあるのが、成長期の子供さんの骨が傷んでしまう『骨端線損傷』が有名です。
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おすすめの対応
これらの場合、原則はスポーツ休止による患部安静を行うことになります。
あくまでも
『スポーツによって起こっている障害』
なので安静は絶対必要ですし、だいたい1か月程度休めばおおよそは解消されていきます。
「スポーツを休まないと治らないの?」
とよく聞かれますが、休まないと治らないわけではなくて、続けていると
- ジクジクと痛みが長引いてしまう(長期化)
- どんどん悪化して『疲労骨折』を起こすとスポーツを全くできなくなって強制的に休まざるを得なくなる(重症化)
ことになってしまうリスクが高くなりますので、あまりおすすめしないということです。
病院で特別な治療をしたり、手術をいきなりしたりということはまずありません。
基本的にはスポーツ休止、局所安静による治癒をみていくかたちになりますので病院へはすぐに行かないといけないということはありません。
「何か他の病態がある可能性が捨てきれないから、そこをはっきりさせたい」
と思われる方は、1度病院に行かれることをおすすめします。
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自分でもう少し詳しく調べるには
インターネットを使ってもう少し自分の状態にあった内容を調べたい場合には、
- スポーツ障害 肩
などを『検索語句』で調べてみられて、内容がご自分に当てはまるかみてみられてはいかがでしょうか。