肘の痛みのセルフチェック 結果2
今回の症状からは、『手を動かす筋肉の腱鞘炎』にあたる
『ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)』
である可能性を疑ってみられるとよいと考えます。
『内側上顆炎』は、
- 手をよく使う生活や仕事をされている方(パソコン作業なども含みます)
- ゴルフなどのスポーツをしている方(ゴルフとは限りません)
に多い疾患です。
手を使う筋肉の中で、肘の内側についているものが多いため、
「手を使っているのに肘の内側が痛い!」
ということが起こってきます。
スポンサーリンク
スポーツ障害の代表的なものには、『野球肘』があります。
成長期の野球をされている子供さんに起こるもので、
- 肘の内側の骨が引きはがされるようなストレスがかかって骨が欠けるような骨折をする
- 骨の成長に関わる『骨端線(こったんせん)』という部分が痛む
など骨に問題が起こることが多いです。
ひとつの目安としては
- 内側上顆炎
→肘の曲げ伸ばしのできる角度に変化がない - 野球肘
→肘の曲げ伸ばしのできる角度が狭くなる(可動域制限)
という角度の制限についての出方が違うことが多いです。
『ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)』について詳しく知りたいと思われた方はこちらをご覧ください。
「ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)の肘の内側の痛みの検査・治療について」
おすすめの対応
『内側上顆炎』でも『野球肘』で基本的には、スポーツなどで肘に負担がかかっていることで起こるスポーツ障害と考えていただければと思いますので、スポーツ休止が必要です。
その疾患によって休まないといけない期間に違いが出たりすることはあります。
ただ、すぐにでも病院に行かないと後で大変なことになるということはなかなかありません。
「診断をきちんとつけられるかどうかではなく、症状をとにかく楽にしたい」
と思われる方は、
- セルフケア
サポーター・テーピングを巻くなど自分でできる対処をする - 治療院へ行く
・治療院
・鍼灸院
・整体、カイロプラクティック
などの症状改善に対してのアプローチを主とする治療をされているところを受診される
ことも良いかもしれません。
「何か他の病態がある可能性が捨てきれないからそこをはっきりさせたい」
と思われる方は、1度病院を受診されることをおすすめします。
スポンサーリンク
自分でもう少し詳しく調べるには
インターネットを使ってもう少し自分の状態にあった内容を調べたい場合には、
- ゴルフ肘
- 上腕骨内側上顆炎
- 野球肘
などを『検索語句』で調べてみられて、内容がご自分に当てはまるかみてみられてはいかがでしょうか