つい目頭を押さえたくなる『目の疲れ』の知っておきたい原因や症状!

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眼精疲労の原因は?

このような眼精疲労が起こる原因には

  • スマホ・パソコンの長時間の使用
  • ブルーライト
  • 凝視
  • コンタクトレンズ
  • エアコン
  • 不良姿勢

など、さまざまなものがあります。
では、 順番にみていきましょう!

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スマホ・パソコン使用による目の酷使

私たちは、外界からの情報を五感である

  • 『目』(視覚)
  • 『耳』(聴覚)
  • 『皮膚』(触覚)
  • 『舌』(味覚)
  • 『鼻』(嗅覚)

で得ています。

その中でも、特に『目(視覚)』からの情報をたくさん使って生活していることはなんとなくわかります。

すべての感覚はなくて困ります。
その中でも目をつぶって5分生活してみたら『目からの視覚情報』の大切さが一段と増して実感できることでしょう。

ひとつたとえを挙げると、1971年に心理学者のアルバート・メラビアンは、

「人が初めて会った時の印象は、最初の3~5秒で決まり、その情報は『目からの視覚情報』に重きを置いている」

と提唱しました。

この『メラビアンの法則』では、その人物を認識するのに

  • 視覚情報「見た目・表情・しぐさ・視線」などが55%
  • 聴覚情報「声の質や大きさ・話す速さや口調」などが38%
  • 言語情報「言葉そのものの意味・話の内容等」などが7%

の割合で情報を処理しているとしています。

メラビアン

人と会う場合で55%
『目からの視覚情報』
に頼っています。

これがスマホ使用の場合となるとどうでしょうか?

『耳』や『皮膚』などの感覚情報は入りますが、人に接する場合に比べて少ないですね。

そして、大部分は
『目からの言語情報』
に頼ってしまいますので55%をはるかに超える割合になります。

大量の情報を入れ続ける『目』は、過労させられてしまっていることはまちがいありません。

ブルーライトによる目への影響

パソコン・スマホから発している青色の光ですね。

「ブルーライトっていうくらいだから青い光出てるんだろうけど実感ないわぁ」
って思われるでしょう。

1番わかりやすいのは、パソコン・スマホを使っている人を写真で撮ってみることです。

そうすると、目でははっきりわかってなかった青い光が使っている人の顔に映っています。

このブルーライトが人体に与える影響については、まだまだ研究の段階らしいです。

ただ、目が疲れているときにスマホの光をまぶしく感じて
「あぁ~見たくない~」
ってなることからも、目に負担をかけているのは間違いないでしょう!

今はありませんが、昔のドラマの取調室で
「お前がやったってことはわかってんだよ!!」
と言いながら刑事がスタンド照明を被疑者の顔面に向ける場面を思い出せば、被疑者の人の顔嫌がってますよね?

あれみたいなことを自らでしてるんですから目には厳しいですね。

『厚生労働省のガイドライン』では、
「1時間のVDT(デジタルディスプレイ機器)作業を行った際には、15分程度の休憩を取る」
ことが推奨されています。

凝視(ぎょうし)

『目』は常に涙のうるおいで満たされて保護されています。

しかし、そのままだと外にさらされてますので眼球がカピカピに乾いてしまいます。

コンタクトを使っている人であれば、外したコンタクトをみていればすぐわかりますよね。

カピカピにしないためには、保存液につけていなくてはいけません。

このように、外にさらしているとすぐに乾燥してしまいますので、人は瞬きをして『目』を乾燥から守っています。

スマホを集中して使っているとき、その『瞬き』が通常のときの1/3くらいまで回数が減ってしまいます。

すると、『目』は常に乾燥してしまい、

  • 「ショボショボ」したり
  • 「チカチカ」痛くなったり

しやすくなります。

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コンタクトレンズ

コンタクトレンズを着けている人は、言わなくてもわかりますね。

コンタクト

最近は、レンズ自体が改良されて

  • レンズのうるおいが高いタイプ
  • レンズの素材を変えて酸素の透過率を高めているタイプ

など『目』にやさしくはなってきているそうです。

しかし、そういう改良はされていても、眼球の上にレンズが乗っていることには変わりありませんので、目には負担がかかります。

そして、意外に思われるかもしれませんが、目にとっては扱いづらい『ハードレンズ』のほうが優しいんですよ。

エアコン

どの季節でもエアコンがだいたいのところでかかっています。

エアコン

エアコンがかかっていると、温度は過ごしやすくできますので快適です。
しかし、湿度に関してはそうはいきません。

特に冬は乾燥が強くなってしまいますので、そうなると目にはかなり負担がかかります。

不良姿勢

「え?『目の疲れ(眼精疲労)』と姿勢が関係あるの?」
って思われませんでした?

意外に注目されないのですが、不良姿勢はかなり目に大きい影響を及ぼします。

それを実感するために、2つの姿勢で比較してみましょう!

姿勢比較

1、まっすぐ背筋を伸ばして身体の上に頭がきっちり乗っかっているような姿勢

天井に向かって頭が引き上げられるような感覚で背伸びします。

頭がまっすぐ身体の上に乗らない人は、少し頭を後ろに引くくらいの気持ちにしてみましょう!

姿勢1

このときの

  • 瞼(まぶた)の重さ
  • 目の周りの筋肉の緊張
  • 瞬きを大きく、すばやくしてみます。このときのスムースさ
  • 目を大きく見開く

などのときの感覚をしっかり覚えておきましょう!

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2、不良姿勢(特に顔を前に突き出す姿勢)

だらしなくスマホを使っているときの肩首の感じをイメージしてみてください。

姿勢2

  •  腰が抜けて
  • 背中は丸く『猫背』
  • 肩は下に落として内巻きに
  • 頭をしっかり前に突き出します

その状態で姿勢よくした状態でしたことと同じことをしてみて感覚を比較してみてください。

  • 瞼(まぶた)の重さ
    まぶたがどんより重たい感じがしてきます。
  • 目の周りの筋肉の緊張
    前に頭を突き出すと、首から頭すべての筋肉の緊張が高まります。
    当然目の筋肉の緊張も高まるため固まったような力を入れているような感覚があります。
    緩んでいるのは顎肉くらいでしょうね。
  • 瞬きを大きく、すばやくしてみます。
    このときのスムースさ 瞬きを早く繰り返しているとすぐ疲れます。
    瞬きのスピードが遅くなります。
  • 目を大きく見開く
    大きく目を開きにくくなります。
    上から押さえつけられているような感覚があります。

『目の疲れ(眼精疲労)』と姿勢が関係について実感していただけましたか?

 

おわりに

『眼精疲労』やそれによる『ドライアイ』などは、現代病と言えるほどみなさんに起こっていることと思います。

なんとか『眼精疲労』を解消したいと思われたみなさんは、まず今回紹介している原因の中で自分に思い当たるものがないか見つめなおしてみられてはいかがでしょうか?

その気づきが起これば、そこから解決の糸口がみえてくるはずです。
その気づきに役立っていただけたら幸いです。

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