子供の姿勢を育む椅子の座り方は正しく指導してこそ身につけられます!

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%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%83%e3%83%81子供さんを持たれる親御さんを見ていますと、

「きちんとして!って言っているのになかなか言うことを聞いてくれないし目が離せない」

ということで苦労されているようですが、何でも聞き分けが良くてまわりの状況にあわせて動ける『出来過ぎた子供』っていうのも子供らしさがなくてなんか違和感があります。

自分の子供には、

「元気で活発に動き回って元気にすくすく育ってほしい」

と思う面と

「好き勝手にさせていると、将来社会的な振る舞いがきちんとできなくて本人のためにならない」

という教育的な面の、一見すると矛盾した育て方に悩まされてしまうことでしょう。

好奇心旺盛で、やや動物的本能を持っている子供さんにとって
『刺激をくれる興味の対象がないのにじっとしている』
というのはなんとも不自然で苦痛なことなので守れるわけがありません。

親としてはじっとさせたい時は多々あって、その時に

  • テレビやDVD
  • テレビゲームや携帯ゲーム
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など、じっとしていても興味を引くものがどんどん出てきてくれるものを与えるとおとなしくしてくれます。

子供を持つ友人から

「特に外出しているときとかで、どうしてもおとなしくしてて欲しいときには安易に与えちゃいけないなって思っていてもついつい・・・」

という話をよく耳にしますがそう考えると

「自分の都合のいいときにじっとしていて欲しい」

というのは、自然に子供ができるものではないと思っておかれるとよいでしょう。

しかし、そのままでいかせるのもいけないということで
『じっとする訓練を積み重ねること』
で少しずつできるようになり、やがてそれが
『空気を読むという社会性を身に着ける』
ことに繋がります。

そこで、最初はうまくできないことは承知の上で、訓練をしていきますが1番の訓練として行われるのが『学校の授業』です。

最近は、『注意欠陥障害』などもありますが、子供だったら大なり小なりありますし、みんながみんなそうだというレッテルを安易に貼ってしまうのはいかがなものかとも思います。

最初はうまくできなくても子供は授業で何回も先生に叱られながら
『きちんと座っておく技術』
を訓練されて身に着けていきますが、教師が子供をうまく叱れないこともあり
『じっと椅子に座っておく』
技術を身に着けないまま育っていく子供が増えています。

そういったことが最近は社会問題になっていて、授業中に椅子にきちんと座っていられない子供の問題はメディアでたびたび指摘されています。

真っ直ぐ立てない子供たち「まるでゴリラ」…足指に“異変”も
(記事の一例を引用)

「子供のとき別にきちんと座れなくてもいいんじゃない?」

「大人になれば誰でも椅子に座るようになるんだし・・」

なんて軽く思わないでください。

実はこの『きちんとした座り方の未修得』が子供の心と身体に多大な悪影響をもたらせ、それは将来大人になってからもずっとその不利益を被ることになってしまうのです。

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たかが『座る』かもしれませんがされど『座る』

この基本的すぎてあまり深く考えることがないテーマについてゆっくり考えていただけるような内容を紹介していきたいと思います。

座れない子供は叱らず教育する

椅子に座ってほしいから、無理に座らせると今度はダラダラ恥ずかしい姿で座りだす子供に

「ちゃんと椅子に座りなさい!」

ってつい叱ってしまいますが、1度自分のことに置き換えて考えてみてほしいんです。

右も左もわからない新入社員で入ったばかりの会社で何をしていいかわからず立ち尽くしていたら

「そんなんいてるだけで給料もらえたらいいよな」

なんて言われたらどう思いますか?

「仕事教えてできなかっで叱られるならわかるけど、そんな無茶なキレ方されても・・」

って思いませんか?

そのときと同じ状態が子供の視点からすると起こっていますね。

「ちゃんと座るってどうやったらいいの?
やれっていうからとりあえずしてみるけどしんどいだけなんだけどな・・」

すごい顔で親が叱るのを空気で感じて仕方なしにやれと言われたことをやっているって感じですよね。

それで『きちんとした座り方』ができるようになればいいのですが、しんどいものはただ強制するだけではなかなか技術は身に着きません。

それは、泳げない子供をとりあえずプールに投げ込んで無理やり泳がせているのと変わりません。

ひと昔前ならまだよかったかもしれませんが、スポーツ教育などでも根性論だけのスポーツ指導は時代遅れになってきていますし、座ることに関しても根性論だけで片付けてしまうのはいかがなものかと思います。

そこで、みなさんも1度

『どうやったらうまく座ることができるのか?』

『自分は子供の手本となるような座り方ができているだろうか?』

と自分を見つめ直しながら

『少しでも子供が修得しやすい座り方のコツを勉強しながら自分の座り方も見直す』

くらいで、子供を題材に自分の成長にもつなげていただければと思います。

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学校教育での正しい座り方はどんなの?

いざ自分が習ってもいない『正しい座り方』を教えろって言われても

「そんなの習ってないし、考えたこともないし、勉強したこともないからわからない・・」

と戸惑ってしまわれるかもしれません。

そこで、まずは教育のプロである学校ではどのように指導するのを基本にしているかを知るところから始めてみるといいかもしれません。

昔とはちがった姿勢が健全な心と体を育むことに重要だと認識されている小学校が増えています。

学校によっては『正しい座り方』のガイドラインのあるところもありますのでそれをみてみましょう。

  • 足は少し開いて足裏をしっかり床につける
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  • 膝を直角に曲げる
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  • 背筋を伸ばしてお尻を深く引いてすわる
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  • 背もたれにもたれないで、背中と背もたれの間を少し離す
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などがガイドラインで主に言われていることです。

ここで特に注目しておきたいポイントは

  • お尻を深く引いて座る
  • 背もたれにもたれない

ことです。

なぜこういうことを言っているのか、その理由を知っていただくことでより理解が深まると思いますので確認していきたいと思います。

もちろん、大人の座り方についてもあまり大きな差はありませんので、ご自身の座り方を考えていただくことにも役立ちます。

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座ると後ろに倒れやすい骨盤

最近、指導されるときに昔と違う点には『座るとき、お尻を後ろに引く』ようにするところです。

身体全体を後ろに引いて深く腰かけることではなくて、身体はそのままでお尻だけを後ろに引くようにすることを言っています。

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お尻の椅子に直接当たる骨(坐骨)をしっかり引くことで骨盤が立った状態(骨盤 前傾)になります。

このような

  • 『骨盤 前傾』という状態→背筋が伸びてまっすぐ座りやすい
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となりますが、一般的には骨盤が後ろに倒れてしまう『骨盤 後傾』という状態になり、必ず『猫背』になります。

  • 『骨盤 後傾』という状態→腰が抜けて、猫背のいわゆるだらしない不良姿勢
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になってしまいます。

だからこそ『骨盤をしっかり立たせることで、背筋の伸びた正しい姿勢』を作ろうとするのです。

背中が丸いことだけを注意しても長続きしないのには、実は『骨盤が寝ている(骨盤 後傾)』という根本の問題に対する指導ができていない可能性があります。

不良姿勢で座る子供さんの背中についつい目がいってしまいますが、改善を促すには背筋をどうこう言う前に土台となる骨盤の状態への指導が重要になってきます。

「子供の姿勢を育む椅子の座り方は正しく指導してこそ身につけられます!」を最後までお読みいただきありがとうございます。


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