『腰の筋肉が硬く張って痛い』男性に多い腰痛の解消する体操は

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男性腰痛アイキャッチ『腰痛』は、肩こりと同じように国民病とも言われるメジャーな『痛み』で身体の中心にある場所に問題が起こるので身体の痛いのはもちろんのことですが、どんな動きをするにも『腰』を使わずにはいられません。

そのため、

  • 立ったり
  • 歩いたり歩き
  • 屈んだり屈む2

という、日常生活での基本的な動作で支障が出やすくなります。

腰という部分を漢字からみてみれば、

  • 『月』 にくづき、身体の場所につけられる部首
  • 『要』 かなめ、中心の大切なところという意味

と書かれることからもをなんとなく意味を読み取ることができます。

腰

症状の出方は、ジワジワ痛くなる『腰痛』もあれば、  『ぎっくり腰(急性腰痛)』 のような、その激痛で動けなくなって寝込んでしまうこともあります。

実際、腰痛患者さんをたくさん診ていると、皆さんが同じような症状を訴えるわけではなく痛み方でも

  • 出方が急だったか、ジワジワ痛くなってきたのか
  • 感じる痛みの場所が骨のところか、筋肉のところか
  • 動かしたら痛いのが前かがみなのか、反らせる動きなのか
  • 痛みを感じる時間帯

など人によってバラバラですが、その中でも一定のパターンがあることがみえ、パターンごとに対処を変えることで、より効果的に腰痛を解消できることがわかりました。

その代表的なパターンには

  1. 男性や中高年以降の方に多い腰の真ん中ではなく少し横の筋肉が痛い腰痛
  2. 若い女性に多い腰の真ん中の骨か骨盤のあたりの関節が痛い腰痛

がありますが、今回は、

「腰の横の筋肉がパンパンに張ってる感じがあって痛い」

「掃除機をかけ続けたり、かがんでいるとどんどん腰が痛くなってくる」

などの訴えが多い 『男性や中高年以降の方に多い腰痛』 の特徴や腰痛を解消するための対策を紹介していきたいと思います。

『女性に多い背骨のところの腰の真ん中が痛い腰痛』について知りたい方はこちらをご覧ください。

『腰の真ん中の背骨が痛い』若い女性に多い腰痛を解消する方法とは!

 

筋肉がパンパンに張った腰痛の症状

男性や中高年に多い筋肉が痛い腰痛によくある症状を確認していきますので似ている点がどれくらいあるかみていってください

1、痛みの質

『腰の筋肉がパンパンに張って(緊張)筋肉の負担がかかると痛みが出る』
ような症状の出方をします。

縦にぼやけた一定の範囲
腰の背骨の横にある・脊柱起立筋・腰方形筋などの筋肉のところに痛みが出てくると、その筋肉の付き方にあわせた縦方向の一定の範囲ででます

鈍い痛み
筋肉がつっぱるような痛みが『ジワーン』とあって、前かがみになったりすると筋がピーンと張るような痛みが出たりします

などの痛みの感じ方をされます

2、痛みの場所

腰の真ん中の『背骨(腰椎)』のところではなくて、そこからややわきにある 『腰の筋肉の盛り上がっているところ』 あたりに出てきます腰の痛み骨の模型で言いますと、背骨の中心ではなくてやや横側のこのあたりか腰の痛み3もう少し外側のこのあたりに出たりします。腰の痛み2

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3、痛む動作

筋肉の負担が限界に近付いていることで出ている場合が多いため、  『筋肉を使うとき』 に特に痛みが出ますので

  • 前にかがむ
    筋肉が伸びながら身体を支えるため、ピーンと張ったような痛みが強く出ます。腰の動き1
  • 後ろに反る
    筋肉が張っていてうまく反れないのを無理しますので、比較的鋭い痛みが伴います。腰の動き2
  • 左右に捻じる
    腰の筋肉が引っ張られて痛みが出やすいです。腰の動き3

と、どの方向に動かしても痛みが出ますが中でも、前かがみの動きは日常生活でもよくする動作のためみなさんの自覚は強く、感じる痛みも1番強い場合が多いです。

4、痛みの時間帯

1日の内でずっと痛いのですが、 『1日で時間が経つにつれ痛みが強くなってくる』 方がけっこういらっしゃいます。

主に腰の筋肉が身体を支え続けて負担が蓄積されてくるからますます限界に近付いていくのでしょう!

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おすすめできない腰痛解消法

このタイプの場合、一般的にされる治療やセルフケアで 『あまり向いていない(効果的でない、むしろ逆効果の場合もある)もの』 がいくつかあります。

1、腰痛ストレッチ

「腰痛の方は、腰まわりの筋肉が硬くなっているので腰痛解消にはストレッチをすると良い」
という風に思われているかもしれません。

そのため、  『腰まわりの筋肉のストレッチ』  ということで、 腰痛ストレッチ1
のようなものをしたり、 回旋ストレッチ腰痛ストレッチ2
をしたり 長座位体前屈腰痛ストレッチ3
をするのは、ちょっと待ってください。

2、マッサージ、マッサージチェア

「腰の筋肉がパンパンに張ってるんだから、マッサージ屋さんでもんでもらってほぐしてもらったらいいんじゃない?」
ということを考える方もいらっしゃますが、大半の場合においては 『痛みをその場だけ楽にしようとする対策(対症療法)』になって、

「マッサージしたらその場は楽になるんだけど、結局すぐに元通りの痛みになってしまう・・」
というケースが非常に多いです。

当サイトの記事をお読みいただきありがとうございます。
お身体に関するお悩み解消にお役に立てる情報が提供できていますと幸いです。

「自分の身体について直接相談したい」
「実際に自分にあったエクササイズを指導してほしい」
と思われた方は、こちらで直接診せていただくこともできます。

momentum 姿勢バランス研究所

お問合せお待ちしております

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7 Responses to “『腰の筋肉が硬く張って痛い』男性に多い腰痛の解消する体操は”

  1. グリ より:

    大変参考になります。これらは1日にどれくらいやったら良いのでしょうか。

    • tomokazu より:

      当サイトをご覧いただきありがとうございます

      記事に記載している回数等でいったん1周進めてみてください。

      それで、慣れてからそれを2周から3周と増やしていくのがおすすめです。
      周を増やすほど効果は期待できますが、いきなりやりすぎるのもよくありません。

      そこからは症状の強さや、その方の個性によりますので自分で探しながら心地よく進めていっていただければと考えます。

      • グリ より:

        ありがとうございます。整形外科でサジを投げられ途方にくれていたところでした。足の甲にしびれも出たのでなんとかしたいと思っています。やってみますね。

  2. ちび より:

    5日前、ホットヨガの背筋を伸ばす動作中に 微かな違和感があり、すぐ中止。直後は大丈夫だったのが、2時間後ぐらいに別の動作(下駄箱から出した靴を玄関に置こうと屈んだ)を取った際、又 違和感がありました。
    家で横になっている分には痛くも何ともなかったので、軽く考えていたところ、夕方、夕飯の準備に取り掛かろうとしたら 腰が全く前に曲がらない状態になっており、慌てて接骨院に行きました。

    私は、以前から腰痛持ちで、前出の接骨院は、これまで20年間の間に 何度か“腰痛”を起こす度、施術を受け、治して貰っていたので、今回も同じつもりで行ったのですが、一向に良くならず、却って痛みは増すばかりで、翌日(4月8日土曜日)、立つ事も歩く事もままならない状態になり、整形外科を受診しました。
    整形外科ではレントゲン写真を撮り、先生に『あなたはすべり症があったところ、ヨガで寝た子を起こしてしまい、接骨院の施術で筋がズタズタになってしまった。MRIを撮ってみないと断言出来ないが、椎間板ヘルニアの可能性も高い』と言われ、『ブロック注射と鎮痛剤で 痛みが取れなければMRIを撮ります』との事で、ブロック注射を打ちました。
    結果、痛みはかなり改善し(横になっていたり、安静にしていたら全く痛み無し)、日曜日を挟んだ10日(月)に病院へ行った時には、立ち上がる時に苦労するのと 前屈が出来ない(今 曲がるのは30度ぐらい)程度で、ゆっくり歩けば歩行も出来たので、MRIは撮っていません。

    拙い文章を長々と書きましたが、
    私は椎間板ヘルニアではないのでしょうか?(ごく一般的なぎっくり腰なのでしょうか?)
    大腿部に“激痛”というほどではなく、重だるさがあるのですが、その症状は、椎間板ヘルニアで調べると出てくる症状とは別のものなのでしょうか?

    以前、接骨院で腰痛を治した時は、大体3~4回 通えば完治したのに、今回、10日~12日(今日)まで3回 通っても、立ち上がり時の辛さや前屈の角度等の状態が、あまり変わらないどころか、なんだか悪化しているような気すらして、非常に焦っています。
    治療内容は、腰のけん引と電気治療です。

    私はこのまま、MRIを撮らなくても大丈夫なのか、
    このまま けん引と電気治療だけで治せるのか、
    もし、私の症状が椎間板ヘルニアではなく 単純なぎっくり腰だった場合でも、こちらのサイトに書かれているような ドローインやストレッチをしても大丈夫なのか、
    教えて頂きたいです。

    • tomokazu より:

      当サイトをご覧いただきありがとうございます

      経緯や症状から正確な診断がついていないようなので推測にはなりますが、まずはぎっくり腰と考えるのが妥当かと思われます。
      ぎっくり腰の経験が何度かあり、ヨーガの前屈動作でオーバーストレッチで筋を痛め、その炎症がジワジワ広がってきたところで大きな症状となって寝込む、という寝違えやぎっくり腰で典型的によくあるパターンと近いと感じます。
      対応としては、ご自身が必要と感じられるならMRIを撮って確認してもいいですが、明らかなヘルニアを疑う神経症状が強く出ていないこともありますし、もし家族が同じ状況であれば私はMRIは撮らないで様子をみることを勧めるでしょう。

      接骨院さんのことをだいぶ悪く医師に言われてますが、過去にはその治療でよくなったわけですし、接骨院に行って施術を受けて立てなくなるようなことってそうとう乱暴な手技でもしないとならないと思います。それが思い当たるのか治療を受けた感覚で確認されるとよいと思います。
      それよりは、今回の筋肉の損傷が今までよりきつかったからひどい症状が出たというだけだろうな・・と解釈する方が的を得ているように見受けられます。

      当サイトで紹介している体操は、注意事項をきちんと守って行っていただけるのであればヘルニアであってもただのぎっくり腰だったとしてもしていただけるものですので安心してできるものからおこなわれることをお勧めします。

      そして、少しよくなってこられたらしばらくは前屈動作は強くしないように気を付け、こちらの記事も参考にされ腰痛解消体操などを試されることをおすすめします。
      http://ne-stra.jp/3376.html

  3. karon より:

    接骨院にも通い整体も行うのに肩こりが治らず最近ではついに腰に謎の痛みが走るようになりました
    背中の骨の部分が痛いわけでもなく背骨の横についてる筋肉が非常にバキバキで痛いのですまるで骨のような硬さで筋肉が凝り固まっていて
    整体を通ってても治る兆しがなく、とても参考になりました。実践して見ます。

    • 管理人 より:

      当サイトをご覧いただきありがとうございます

      まずは記事内の体操の実践をおすすめします
      セルフケアが腰痛には必ずプラスに働きます
      根気強く続けてみていただければ改善を感じていただけると思います

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