骨盤が歪んで仙腸関節が痛む腰痛になったとき、正しい知識を簡単なクイズで知ろう!

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「腰やおしりが痛いのを調べていたら、どうも仙腸関節のあるあたりに痛みがある」

「腰痛の治療に行ったら仙腸関節が悪いと言われた」

など、仙腸関節に原因がある腰痛になっていると思われる方、この仙腸関節って他の関節よりも比較的よく治療家の間では注目される関節なのですが、それはなぜなのでしょうか?

そして、実際にこの私が患っている腰痛は仙腸関節性腰痛などでしょうか?

そうだったとしてもどうするのがいいのか?など不安かもしれませんが、まず病態についての知識を深めるだけでかなり気持ちが楽になっていきます。

実際『仙腸関節性腰痛』に関する記事を読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが、1回読んだだけでは意外と頭の中に情報がうまく整理されていないかもしれません。

そこで、『仙腸関節由来の腰痛』に関して知っておきたいポイントを二択形式のクイズとして紹介しますので挑戦していただけたらと思っています。

たった10問ですが、これに答えるだけで得られた知識がきっと深まっていくことでしょう!

チャレンジの前に、基礎知識を復習しておきたいと思われた方はこちらをまずお読みくださいませ。

腰痛の原因になる骨盤のゆがみと関連の深い『仙腸関節』とは?

全問正解を目指してさっそくはじめていきましょう!!
Q1仙腸関節はおしりにある関節である
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

仙腸関節は仙骨と腸骨とで作られる関節でおしりとも言えなくはありませんが、骨盤あたりでおしりと腰の間あたりと言うのがよいのかもしれません。

Q2仙腸関節性腰痛の場合、関節の上あたりにピンポイントの痛みが出ることが多い
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

一般的な腰痛では、ぼんやりと一定の範囲に痛みが出やすいのに対して、仙腸関節に問題がある場合には仙腸関節付近の限定された場所をピンポイントで痛いとおっしゃる方がいるのが特徴の一つです(ワンフィンガーサイン)

Q3仙腸関節の動きが1番よくなるのは子供の時だ
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

幼少期においても動きが大きいのは仙腸関節だけでなく関節全体に言えます。
仙腸関節で1番わかりやすく動きが大きくなるのは出産を迎える妊婦さんでしょう。

Q4仙腸関節は1cm単位で比較的大きく動く関節です
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

仙腸関節は、基本的にはmm単位の微細な動きをするもので、膝や股関節みたいにわかりやすく動くことはありません。

Q5仙腸関節性腰痛では、腰痛・おしりの痛みだけで太ももや足にまで症状が出ることはない
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

仙腸関節性腰痛では、症状が腰から下であればどこでも出る可能性があり、その位置が幅広いことも特定を困難にさせる要因としてあります。

Q6産後の腰痛の大きな原因のひとつが仙腸関節性腰痛だ
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

出産時に大きく開いて子供を産み出しますが、その後動きを元通りにまで小さくしていくときにうまくいかずに動きが大きかったり、その間よく動き回って関節に負担をかけたりすることで痛みが起こることがあります。

Q7仙腸関節性腰痛のケアは股関節の動きをつくるエクササイズが有効なことが多い
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

仙腸関節は腸骨で構成されていて、股関節も腸骨で構成されていることからつながっているともいえる関節になります。
そのため、仙腸関節の動きには股関節の動きが伴っていますので、ケアや治療をするときに股関節の動きからアプローチすることになります。

Q8仙腸関節に問題があるときの治療に骨盤ベルトは有効なことが多い
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

仙腸関節の不安定性によるグラつきで痛むこともあります。その場合には、ベルトで固定する力をサポートすることが痛みの軽減、治療になります。

Q9仙腸関節性腰痛に腰のブロック注射をすることで痛みがとれる
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

腰痛ということで腰のブロック注射をする場合がありますが、腰のブロック注射では痛みがうまく取れません。
仙腸関節へのブロック注射をおこなわないと痛みはとれません。

Q10仙腸関節性腰痛と言われている方は多いが実際は仙腸関節が関係あると言えないケースが多い
  • ◯ 正しい
  • × 間違い

仙腸関節は身体を支える基盤になる骨盤にある関節のため、身体の問題を考えるときのキーポイントになりがちです。
それが悪い方向に出る場合に、なんでもかんでも仙腸関節だけに原因を求めて病態を説明したり治療を行う治療家も少なからずいることは事実でしょう。

あなたの理解度は点です。

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全問正解とは言わなくとも80点以上取れていなければ、まだまだこの疾患についての理解が深まっているとは言えません。

不正解だったところ、答えに迷ったところは解説をしっかり読んでいただくか疾患の記事を読み直して知識をしっかり定着させていかれることをおすすめします。

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