バネ指を治すには日常生活のちょっとした動作を気を付けるのがポイント!

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手や指の使い過ぎている方は、ある時から指の曲げ伸ばしのしにくさに気づきます。

そのまま酷使して悪化すれば曲げた指が戻らなくなって無理に伸ばすと指がパキーン!と弾けるように伸びます。

これが弾発(バネ)現象という『バネ指』特有の症状です。

「バネ指になっちゃったー、どうしよう・・」
と不安になるかもしれませんが、バネ指といっても腱鞘炎のひとつですから名前に惑わされず病態を知っていただいて不安を解消していきましょう!
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バネ指は、悪化し続ければ手術することになりますが軽いうちにケアをきちんとすれば手術までに至らずに済ませられる可能性は高いです。

そのためにご自分でできる普段の生活動作などについて紹介していきます。

 

手や指の使い過ぎる原因をなるべく減らすことが1番必要

ご自分で自覚があるかどうかは別にして、何かしら腱鞘炎を起こすくらい負担をかけている

  • 手芸などの趣味
  • 仕事での作業動作

などがあるかをまず考えてみましょう。

それは些細なことであっても、思い当たるものがあれば

  • 利き手でしている動作なら反対の手ですることはできないか?
  • 動作の量を減らすように工夫することはできないか?

を検討してみてください。

ほんの少しでも工夫して減らせられれば悪化防止のために大きな一歩前進となることでしょう。

 

普段の指の動きによる負担を減らすためのひと工夫

バネ指になっている指はできるだけ使用を減らしたいですが、反対の手(非利き手側)ですることまではできない場合に挑戦してみてほしいのが、
『指の使い方を変えてみる』
ことです。

通常つまむなどの指を使う動作のときは、親指と人差し指・中指が組になってつまみ動作をします。

その動作でしてみてほしいのがあえて、
『親指の組になる指を親指からなるべく遠い指にする』
ことです。

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例えば、

  • ものをつまむとき
    小指や薬指などでつまんでみる
  • 鉛筆やボールペン
    中指や薬指を使う
  • 傘(日傘)を持つ
    小指・薬指で握りこむ

という方法です。

こうすることで、うまくバネ指になっている指を避けられればそれが良いですし、もし親指のバネ指だったとしてもつまむ力が今までより弱くなっていることで全体的な負担が必ず減っているため効果はあります。

小指側の握りをうまく使えるようにすることは、バネ指のケアになりますがそれ以上に手や指全体の負担を減らすことにもつながりますので是非練習していただきたいです。

ポイント:小指握りは苦労してでも習得する価値はあります

 

日常生活動作の中でのさらにひと工夫して負担を減らす

小指握りの意識を練習することに取り掛かりましたら、さらに他の日常生活動作について見直していってほしいと思います。

その好例が『雑巾しぼり』になります。

実際に雑巾を絞っている動作をやってみるか、イメージしてみてください。

このとき、気を付けたいのが

  • 握りが小指側を意識して握りができているか?
  • 握ったときに肘が伸びて脇が締まっているか?

です。

指の筋肉に負担をかけるのは、下の写真のような絞り方です。

ポイント:肘の絞りと連動すると、より手に負担がかかりにくくなります

 

ものを持つときの手のちょっとした動きを変えることが大切!

次に気を付けたいのが、ものをつまんで移動するときの動かし方です。

では机の上にある自分の携帯(スマホ)を持って1分ほど歩いてどこかに移動しているイメージをもってみてください。

その時の自分の手を観察してみましょう。

  • 携帯がつかんだときのまま手の下側に向いている
  • 手のひらを返して携帯を手の上に乗せている

どちらの状態にしていたでしょうか?

ふたつの状態を比べてみればわかりますが、手のひらを返して乗せるほうが手の力を持続的に出さなくて楽に持てます。

こんな些細なことがあらゆる場面で下向きにしてつかむ動作をするだけでも負担になってしまうのです。

下側に向けていた方はここでさらに手首の状態を観察してみましょう。

  • 腕を同じようなラインか上向いている
  • 手先に向かって垂れ下がっている

どのようになっていましたか?

下に手先が垂れ下がるとさらに指の筋肉への負担が高まりますので要注意です。

この動きは女性に多いので特に気を付けてみましょう。

ポイント:手のひらを返して物を持つ習慣をつくりましょう!

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肘の位置をどう置くか?たった1cmで大きく変わる手への負担

次に手を使うときの環境をきちんと作れているかを確認していきます。

例えば、荷物やバッグを持つときは

  1. 肘にひっかけて持つ
  2. 手で持つ
  3. 肩にかける

という持ち方、どれがよくてどれがよくないのでしょうか?

答えは、3→1→2の順番でおすすめしたいです。

特に手で持つのは避けてほしいところです。

意外かもしれませんが、肘にバッグをひっかける女性特有の持ち方は、手の力をあまり使わないで効率的に持てる持ち方です。

ただし、あまりにも重い荷物はやめておいたほうがいいでしょう。

ポイント:肘が体に引っ付くように、そしてなるべく手から離れた位置に荷物の重さがくるようにしましょう

そのため、可能であればたすき掛けやリュックにするのが1番理想的になります。

また、姿勢が悪い人は、それだけで肘と体の位置関係が悪くなって無駄な力を使ってしまいます。

横から見たときに体のラインと肘の位置があっているのがよいですし、離れてしまえば負担がかかります。

これはパソコンやスマホの操作をするときにも注意したいポイントです。

  • パソコン

  • スマホ

この位置を1cm変えられるだけでも大きく負担が減少しますので甘く見ないできちんと改善していきましょう。

 

エクササイズでバネ指の負担を減らすことはできるか?

バネ指は筋肉の負担が高まって腱鞘炎になってしまっている状態です。

そのため、エクササイズを使って筋肉の状態を改善していくことは症状を改善することに非常に効果的です。

そのためにおすすめのエクササイズはこちらで紹介しておりますので、痛みや違和感のないものから実践してみてください。

手の腱鞘炎は手だけストレッチではダメ!予防改善する体操とは

筋肉を緩めることができる治療を用いることでもバネ現象が消失したり改善させることもできます。

治療を併用していきたいと思った方は、こちらの治療の選び方のおすすめを紹介した記事も読んで参考にしていただければと思います。

 

おわりに

バネ指は、特殊な疾患と思われる方がおられるようですが、バネ現象が出る以外はただの腱鞘炎と言うこともできるでしょう。

悪化すれば痛みのために日常生活にも苦労することにもなり、最悪は手術をすることになってしまいます。

手術をしても違和感や指の使いにくさが残ることがあり、すっきり何もなかった頃に戻れるとは限りません。

なるべくそうならないように自身で早めのケアをしていくことが大切ですし、きちんと向き合えば改善は十分見込めます。

日常生活のパターンを変えることは非常にストレスがかかり継続が困難かもしれませんが、ご自身の身体のことですのでこれを機にしっかり向き合っていただければと思います。

当サイトの記事をお読みいただきありがとうございます。
お身体に関するお悩み解消にお役に立てる情報が提供できていますと幸いです。

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